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 富貴蘭以外のラン

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長生蘭「牡丹獅子」

長生蘭「牡丹獅子」

 以前は長生蘭を沢山、作っていました。
 その後、富貴蘭に興味が移り、長生蘭は処分してしまいました。
 これは残った1鉢です。
長生蘭「白虎」

長生蘭「白虎」

 黒牡丹の上柄を白虎と言うらしいです。
 これは上記の牡丹獅子から出たものです。
セッコク三蝶咲き

セッコク三蝶咲き

 以前、余ったセッコクを庭木に付けましたが、最近、風で剥がれて落ちていました。
 一時的に鉢に植えたところ、三蝶咲きの花が咲きました。
 私はセッコクの花物を栽培していないので珍しいのか継続性があるのかは全く判りません。
 元々は野生種か長生蘭の裾物だったと思います。
セッコク三蝶咲き

セッコク三蝶咲き

 上の写真より10年経過した写真です。
 相変わらず三蝶咲きの花が咲いていますが殖え株の中には芸が弱くなり元に戻りそうな個体もあります。
セッコク狂い咲き

セッコク狂い咲き

 9月初めに愛鷹山産セッコク(薄黄色)が狂い咲きしました。
 水苔の使用量を減らす為に砂植えした株です。
 成長期は葉が多い為、花が目立ちません。
季節の開花

季節の開花

 半年後の春に開花した同一株です。
 花の数、花色も良く、目立ちます。
セッコク石付け

セッコク石付け

 長生蘭の裾物を溶岩に着生させたものです。
 セッコクの新芽はナメクジの大好物ですので注意します。
セッコク石付け

セッコク石付け

 上記の石付けの2年後の姿です。
 手入れ無しで何年かは生長しますが、その後、生育が衰えてきます。
 その場合はバラして仕立て直します。
 。
黄花セッコク白散斑

黄花セッコク白散斑

 新芽は純白に出て、後に、やや暗みます。
 斑の為か、花も白花です。花の拡大写真
 丈夫ですが、あまり増えません。
黄花セッコク実生

黄花セッコク実生

 上記の黄花セッコクに種子を付け、実生が可能か試してみました。
 ボトル内での成長はフウランより早いです
黄花セッコク実生

黄花セッコク実生

 大きくなったので2.5号鉢に植えてみました。
 親の散斑は出ていません。
黄花セッコク実生

黄花セッコク実生

 1年後開花しました。
 趣があります。
黄花セッコク実生

黄花セッコク実生

 さらに2年経過し、花が沢山付きました。
黄花セッコク実生

黄花セッコク実生

 よく見るとキバナセッコクらしい黄緑色の花の株と白又は薄いピンクの花の株があります。
 実生苗の寄せ植えですので色々な個体が出ます。
黄花セッコク「三冠王」

黄花セッコク「三冠王」

 黄花セッコクの中透け品種で「三冠王」と銘名されています。
 花も中透け紺覆輪になりますが、本来の花色が薄黄緑色であるためコントラストが低いです。
 長生蘭と交配されている事を後で知りました。
深山鶉白軸

深山鶉白軸

 ミヤマウズラの白軸品種です。
 葉の地模様は斑ではありませんが軸のみ白くなります。
 花も純白になり、清楚です。
深山鶉白縞

深山鶉白縞

 以前、ミヤマウズラの仲間が「錦蘭」として流行したことがあります。
 当時、私も沢山の品種(選別品)を購入しましたが、殆ど枯らしてしまいました。
 一時的には増殖しても長期的に維持するのは困難のようです。
 これは、最近、再度購入した個体です。
深山鶉キャベツ葉斑入り

深山鶉キャベツ葉斑入り

 これも最近、購入したもので葉がキャベツやレタスのように変形するミヤマウズラ独特の芸です。
 さらに斑入りの2芸品ですので、以前に流行した時は高価でした。
 当時の相場の1/20程度の金額で購入出来ました。
大島繻子蘭黄縞

大島繻子蘭黄縞

 オオシマシュスランの黄縞です。
 斑は後冴えで、萌黄色から黄色になり、最後に白くなります。
 地味な穂状の花を付けますが悪臭があります。
大島繻子蘭覆輪

大島繻子蘭覆輪

 耳摺り程度の地味な年が多いですが、今年は良く出た方です。
 やはり後冴えで、萌黄色で出て、最後に白く冴えます。
 繻子蘭の仲間としては、最も丈夫だと思います。
大島繻子蘭の花

大島繻子蘭の花

 美しい花とは言えないですが、このような姿を好む人もいるとは思います。
 腐敗臭と薬品臭を混ぜたような臭いがします。
カゴメランに変化?

カゴメランに変化?

 上記の大島繻子蘭覆輪を株分けした個体です。
 籠目斑(地模様)が出てきました。
釣繻子蘭黄縞

釣繻子蘭黄縞

 ツリシュスランの黄縞です。
 山草店で購入した、ざる一杯の山採り品の中から選別しました。
 15年ほど栽培しているので特別難しいとは思いません。
 しかし、柄が徐々に派手になってきたので心配です。
曙繻子蘭斑入り

曙繻子蘭斑入り

 アケボノシュスランの芽出しは白く出て白縞が残ります。
 栽培が容易で良く殖えるので安価で購入出来ます。
ベニシュスラン

ベニシュスラン

 ベニシュスランは何度も失敗しています。
 手を出すのは止めようと思っているのですが園芸店での売れ残りを2株ほど買ってしまいました。
 空中湿度を高くしてみようとボトルの中で栽培してみました。
ベニシュスラン

続ベニシュスラン

 春に購入した苗が夏に開花したに過ぎません。
 来年度は難しいと思います。
 しかも2株のうち1株は開花する前に枯れてしまいました。。
樫木蘭(ヘゴ付け)

樫木蘭(ヘゴ付け)

 カシノキランは丈夫です。
 ヘゴに付けてから長い年数が経っているので背伸びして行儀が悪くなりました。
 自然に種子が付き、実生苗が発芽する事があります。
樫木蘭(実生)

樫木蘭(実生)

 カシノキランは毎年、自然に種子が付きます。
 フウランと同じ培地に蒔けば簡単に発芽します。
樫木蘭実生苗

樫木蘭実生苗

 蒔いてから何年か経ったカシノキランの実生苗です
 親木に近い大きさになりました。
樫木蘭白黄縞

樫木蘭白黄縞

 カシノキランの白黄縞です。
 15年ほど栽培していますが全く増えません。
 最近、素芯花であることに気が付きました。
樫木蘭大覆輪

樫木蘭大覆輪

 大切に育てていた、上記の樫木蘭ですが、何と芯止まりになってしまいました。
 その後、大覆輪の仔芽を出しました。
 これだけ派手だと先行き不安ですが、後暗みですので、育つ可能性もあります。
樫木蘭曙斑

樫木蘭曙斑

 カシノキランの黄色の曙斑です。
 斑は季節により、又、もう少し日照を強くすることにより、もっと明るくなります。
 金牡丹という仮名が付けられていました。
 カシノキランとしては、比較的よく殖えます。
樫木蘭素芯花

樫木蘭素芯花

 カシノキランの花には通常、紫褐色の斑紋がありますが、この斑紋が抜けたものです。
 花が小さく地味な変異ですので、野生蘭に精通した人でないと見落としてしまうでしょう。
ナギ蘭白縞

ナギ蘭白縞

 春蘭の「大雪嶺」に似た柄です。
 丈夫ですが時々柄抜けが出ます。
 その時は、青芽を親バルブから切り離せば親バルブから柄のある子が出ます。
ナギ蘭白中透け

ナギ蘭白中透け

 上記の白縞の芋吹きですが芸が進みました。
 性質は弱くなり、特に芽出しの時にすっぽ抜けになる場合があります。
 止めていた殺菌剤を再び使うようになってしまいました。
 やや後冴えで助かっています。
ナギ蘭白覆輪

ナギ蘭白覆輪

 ナギ蘭の白覆輪です。
 丈夫で、よく増えます。
 ナギ蘭にしては整った花が咲きます。
中国ナギ蘭

中国ナギ蘭

 最初は中透けでピンクの花を咲かせ、非常に高価でした。
 残念ながら、有る年、幽霊の新芽を出し、芸が変わってしまいました。
 最初、白く出て、徐々に緑が乗ります。
 性質が、非常に弱く、一旦、枯れましたが、芋吹きで芽を出しました。
寒蘭「日光」

寒蘭「日光」

 「日光」は昔の大銘品ですが今は大衆品となりました。
 数が増えても鑑賞価値が落ちた訳では無いので安くなった今は、お買い得です。
 場所を取るので嫌う人もいますが1鉢開花すれば上品な香りが漂います。
寒蘭「紅娥」

寒蘭「紅娥」

 紅娥も紅花の大衆品ですが、花や香りを楽しむには十分です。
 この品種は丈夫で、殖えも、花付きも良いです。
 寒蘭に関しては、私は少数の普及品種を純粋に楽しんでいます。
寒蘭「黄竜」

寒蘭「黄竜」

 黄竜は黄花の普及品種です。
 やはり、丈夫で花付きが良いです。
寒蘭「由野の華」

寒蘭「由野の華」

 小型で花付きの良い普及品ですが、花弁が薄く、反ってくるのが欠点です。
 購入時のラベルには「吉野の華」とありましたが、書籍に見あたらず、由野の華という品種がありました。
 品種違いの可能性もあります。  
寒蘭「春光」

寒蘭「春光」

 春光は寒蘭の柄物品種です。
 昔は恐ろしく高価な蘭でしたが、現在は手頃な値段で入手できます。
 
寒蘭「春光」

寒蘭「春光」

 上記の写真から3年後(2012年11月)初めて開花しました。
 
寒蘭「無銘チャボ」

寒蘭「無銘チャボ」

 二十年位前に未開花の苗を購入しましたが、最近、花が咲くようになりました。
 地味な緑花で、舌は巻かず、船底型に前に突き出します。
 葉長は25cm位です。
 
中国春蘭「翠蓋」

中国春蘭「翠蓋」

 小型の春蘭で、地味ですが飽きがきません。
 昔は高級品でしたが、殖えて安くなるにつれ、あまり見かけなくなりました。
 中国春蘭は日本の春蘭と異なり、香りがあります。
中国春蘭「楊氏素」

中国春蘭「楊氏素」

 中国春蘭の素芯花で清楚で清々しい花です。
 良い香りが開花を知らせてくれます。
 欠点は写真のように花茎が伸びない事です。
 (腕が良ければもう少し伸びますが。)
日本春蘭「秩父錦」

日本春蘭「秩父錦」

 これは購入して間もなく、栽培しているとは言えないものです。
 私は日本春蘭の栽培を積極的にはしていないのですが、新芽の美しさに惚れ込み、値段も安かったので、衝動買いしました。
日本春蘭「守門竜」

日本春蘭「守門竜」

 芋吹きして間もない小さな株ですが「守門竜」です。
 雑誌の写真にあるような葉を巻くタイプが欲しかったのですが、この株は巻きません。
 「蛇皮」と呼ばれる鑑賞価値の高い斑ですが、春蘭以外では殆ど見られない斑の種類です。
 2023/03 写真を更新しました。(記事より10年後の姿)
チャボ春蘭

チャボ春蘭

 既に20年程、栽培していますが、花はまだ咲いたことがありません。
 小型で肉厚の葉はフウランのようです。
春蘭「無銘」

春蘭「無銘」

 硬い肉厚の立ち葉で葉先に峰斑があります。
 花弁も肉厚ですが、なかなか開きません。
 というより、開かずに蕾のまま終わってしまう年が多いです。
ムギラン覆輪

ムギラン覆輪

 長年栽培していますが、良く殖えます。
 この繁殖力では相当、出回っていると思われます。
 純白の覆輪ですが、糸覆輪の為、少し地味です。
ムギラン曙斑

ムギラン曙斑

 上記の覆輪が殖えたので株分けしてオスマンダに付けておいた株が今年、変わった新葉を出しました。
 しかも1芽だけではありません。
 他の鉢の兄弟株は天冴えの覆輪です。
 紺覆輪の可能性もありますが、暗みそうです。
ムギラン白散斑

ムギラン白散斑

 深山麦蘭の斑入りは多いのですが、麦蘭の斑入りは少ないものです。
 出芽は純白に出ますが、徐々に暗みます。
ムギラン

深山ムギラン「日輪」

 ミヤマムギランの白覆輪で、芽出し時には紅隈がのり美しいです。
 暖地静岡でも無加温の温室では寒がり、葉を落とす事があります。
 しかし春になれば残ったバルブから再び新芽を出します。
深山ムギラン「南海」

深山ムギラン「南海」

 同じく、ミヤマムギランの白覆輪で「南海」という銘が付いています。
 「日輪」と区別がつけにくいのですが、やや小型で紺地が強いような気がします。
 この程度の差は、作り方の差かもしれないので、札を間違えないようにしなくてはなりません。
深山ムギラン「白峰」

深山ムギラン「白峰」

 ミヤマムギランの峰斑です。
 出芽は純白に出ますが、やがて葉先だけに斑を残して暗み、峰斑となります。
 古葉になると斑は消えて無地となります。
深山ムギラン「瑞晃」

深山ムギラン「瑞晃」

 ミヤマムギランの三光中斑です。
 古くからある品種で、現在の相場は知りませんが、野生蘭がブームのころは高価でした。
 見た目より丈夫で、増殖します。
深山ムギラン「黄金丸」

深山ムギラン「黄金丸」

 変わった葉色をしていますが、日を強く採ると鮮やかな黄色になります。
 黄色になると美しいのですが、管理上、心配ですので陰作りにしています。
深山ムギラン黄花素心

深山ムギラン黄花素心

 小さくて、よく判らないですが深山ムギランの黄花素心です。
 普通の深山ムギランは斑紋のある紅色の小花を咲かせます。
 群生させて、花がたくさん付けば多少は鑑賞価値がでるかもしれません。
深山ムギラン黄花

深山ムギラン黄花

 これは別の所から入手したミヤマムギランの黄花です。
 上記と同じ品種かどうかは不明です。
 花付きが悪いです。
深山ムギラン曙斑

深山ムギラン曙斑

 出芽は薄ピンクで出て、すぐに暗みます。
 並の深山ムギランの中に混じっていたもので、芸としては、それほど良くありません。
 選別された品種の中には、もっと濃いピンクで、暗むのが遅い個体がたくさんあるようです。
深山ムギラン曙斑

深山ムギラン曙斑

 上と同じ個体ですが、白花が咲きました。
 野生種は紅紫色の花を付けますが、白花が珍しいのか、どうかは私には判りません。
 いずれにせよ、花は小さくて見栄えはしません。
ムカデラン

ムカデラン

 このムカデランは台風の直後に山で拾ったものです。
 木か岩に着生していたものが風で飛ばされたのだと思います。
 花崗岩質の水石に着生させたところ、石を覆ってしまいました。
 着生蘭では最も栽培が容易なものの一つです。
コクラン中透

コクラン中透

 これは三重県の売店で購入したものです。
 コクランは元気に生育していても突然バルブが腐る事があり、長年維持するのは難しいです。
 害虫が原因か病気か掴んでいません。
ユウコクラン白覆輪

ユウコクラン白覆輪

 コクランより暖かい場所に自生しますが、寒さには比較的強いです。
 コクランより大型で丈夫です。
ユウコクラン黄覆輪

ユウコクラン黄覆輪

 コクラン、ユウコクランでは黄色の斑は白色の斑より少ないと思います。
 まだ、入手して間もないものです。
ユウコクラン黄覆輪

ユウコクラン黄覆輪

 上記の株が開花しました。
 花の観賞価値は低いですが雰囲気は楽しめます。
 斑の色は萌黄→黄→白と変化するようです。
風蘭×棒蘭(NO1)

風蘭×棒蘭(NO1)

 これはフウランとボウランを交配したもので無菌培養の記念すべき?第一号作品です。
 姿はボウランににていますが葉に樋があります。
 始めて花を付けました。花の拡大写真
風蘭×棒蘭(NO2)

風蘭×棒蘭(NO2)

 これは上記の兄弟株ですが、唇弁の模様が少し違います。花の拡大写真
 花には距があり、芳香がします。
 ボウランには距が無く、悪臭があると言われています。(私はボウランの悪臭を感じ取る事が出来ない。)
棒蘭

棒蘭

 これは上記の交配に使用したボウランで父親(花粉親)です。
 母親は富貴蘭の青龍獅子です。
 青龍獅子は、稀にしか花を付けません。青龍獅子の花

棒蘭青軸素心

棒蘭青軸素心

 これはボウランの変異品種で、軸の茶褐色の色素が抜けています。
 花も唇弁の斑紋が消えて緑一色です。(素心花)
 珍品ですが、鑑賞価値が、それほど高い訳ではありません。
ナゴラン

ナゴラン

 ナゴランは花が豪華で鑑賞価値が高いです。
 静岡県には自生が無いのですが、無加温の温室で大丈夫です。
 殖えたら庭木に着けてみたいのですが全く殖えません。
 ヘゴの丸太に着けてみました。
ナゴラン黄縞

ナゴラン黄縞

 ナゴランの斑入りは、以前は専門店で売られていましたが、現在は一般の園芸店でも見られます。
 上柄の覆輪等、斑に特徴のあるものは多少、値が張りますが、この程度の縞ですと安価に入手出来ます。
 葉幅があるので、斑も見栄えがし、花も綺麗で鑑賞価値は高いです。
ナゴラン白縞

ナゴラン白縞

 やや地味ですが、こちらは白縞です。
 ナゴランは栽培容易ですが、株では滅多に殖えず、これが最大の欠点です。
 殖やすには無菌培養を行うしかありません。
ナゴラン白縞

ナゴラン白縞

 こちらも白縞 ですが柄は少し良いと思います。
 砂植えにして1年ちょっとですが調子は良いです。
ナゴラン白縞

ナゴラン白縞

 調子が良いので種子を付けてみました。
 フラスコに蒔く予定です。
ナゴラン「青玉丸」

ナゴラン「青玉丸」

 やや派手柄ですが、ナゴラン「青玉丸」の斑入りです。
 ナゴランには珍しく3本立ちになっていますが、実生品では、よく見られます。
 今後も子芽を出すかどうかは不明です。
ナゴラン「青玉丸」

ナゴラン「青玉丸」

 こちらの方が地味で上柄です。
 3号鉢に砂植。
ナゴラン実生

ナゴラン実生

 ナゴランは株では殆ど殖えないので、実生で殖やす必要があります。
 水滴でボトルが曇っているの写真が不鮮明ですが中央の1株に縞があります。
ナゴラン実生

ナゴラン実生

 鉢上げしてみましたが管理に失敗し、斑入りの苗は枯らしてしまいました。
 後から斑が出る可能性もあるので様子を見ます。
 今年も種を蒔いてみましたが手順はフウランと同じです。
オオオサラン

オオオサラン

 大きな常緑の葉を持ち、これが斑入りであったら素晴らしいだろうと想像します。
 やや寒がり、無加温の温室では葉を傷める事がありますが、枯れる事はありません。
 本質的には丈夫な蘭で、バルブで簡単に殖やせそうですが、殖やす気がないので現状維持です。
 写真の鉢に子苗が見えますが、自然実生です。
ヒメトケンラン覆輪

ヒメトケンラン覆輪

 沖縄産のヒメトケンランの覆輪品種です。
 こちらは南国産でも寒さに強く、冬に葉を傷めた事はありません。
 丈夫で、バックバルブで殖やせます。
ネジバナ虎斑

ネジバナ虎斑

 切れの良い鮮明な黄白色の虎斑が入っています。
 この虎斑はネジバナの群生地では容易に発見されます。
 しかしながら、99%固定しません。
 その事を知りながら、今期限りの芸として楽しんでいます。
マメヅタラン糸覆輪

マメヅタラン糸覆輪

 極小の葉に糸覆輪ということで、写真では、よく判らないかも知れません。
 マメヅタランの個体変異は珍しく、この程度のものでも珍品です。
 以前、厚葉の個体を栽培した事がありますが、枯らしてしまいました。
 この個体も、20年位栽培していますが、毎年、葉を1枚出し、1枚落葉するという危機的状況が続いています。
オンシジューム覆輪

オンシジューム覆輪

 購入して間もないオンシジュームの覆輪です。
 雪白の覆輪に蹴込みが入り、鑑賞価値は高いです。
 普段、洋ランには見向きもしないのですが斑入りというだけで見境もなく手をだしてしまいます。
 オンシジュームは丈夫で寒さに強く、作りやすいものです。
オンシジューム覆輪

オンシジューム覆輪

 上記のオンシジュームは花の大きな「アロハイワナガ」という品種ですが、これは従来からある花の小さな品種です。
 斑は浅黄の爪覆輪で上記の斑より見劣りします。
ガンセキラン縞

ガンセキラン縞

 開花期には前年の葉は既に傷んでいますがガンセキランの綺麗な縞です。
 前年の秋に入手し、冬を越したところです。
 大型で場所を取るのが難点です。
ガンセキラン縞

ガンセキラン縞

 上記の新芽と種子です。
 芸は継承されています。
ガンセキラン実生

ガンセキラン実生

 バックアップ用に種子を蒔いてみました。
 富貴蘭用の培地で沢山の実生が出ましたが斑は出ませんでした。
ガンセキラン芋吹き

ガンセキラン芋吹き

 バックバルブを切り取って鉢に植え、新芽を出してみました。
 最初の年は青葉だったので諦めかけたのですが翌年の新芽は上柄になりました。
ガンセキラン縞

ガンセキラン縞

 購入してから2回目のの新芽です。
 芸は安定していますが花は咲きませんでした。
 棚は少し暗いかもしれませんが葉傷みは減りました。
ガンセキラン縞

ガンセキラン縞

 購入してから2回目のの花芽です。
 コントラストは低いですが花茎や蕾にも縞があります。
 栽培容易で増殖も容易です。
ホシケイラン縞

ホシケイラン縞

 ガンセキランに星斑の出た個体をホシケイランと呼びます。
 この個体は、ホシケイランに白縞が出た物です。
キンギアナム中透け

キンギアナム中透け

 セッコクと同じデンドロビューム属でオーストラリア原産とのことです。
 比較的、寒さに強く、丈夫な蘭です。
 綺麗な中透けですが暗みます。
 然しながら、斑は1年以上残るので古葉とのコントラストが良く、バランスも良いです。
キンギアナム中透け

キンギアナム中透け

 花も観賞価値があります。
 ただ、斑の為か棚が暗いのか、花付きが悪いです。
広東石豆蘭

広東石豆蘭

 石豆(いしまめ)とはマメヅタ(シダ)のことだと書かれていました。
 ミヤマムギランを大きくした感じで覆輪になっています。
 ネットオークションで1500円位で取引されていた記憶がありますが園芸店で500円で売られていたのを購入しました。
 小さなポットに詰め込まれていたのでプラ鉢に植え直したものです。
デンドロビューム原種

デンドロビューム原種

 小型で多肉植物のような葉は群生させると鑑賞価値があります。
 目立たない5mmくらいの花が咲いています。
 「接写してみた」のページに花の拡大写真があります。




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