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試作回路 | 回路図 |
これは、単にLEDが点滅するだけです。
大した用途は有りませんが、夜間の目印用に作りました。
単3電池2本で、どれだけの期間、点灯するかというところに目標を設定しました。
電池は普通のマンガン電池を使用しますが、この様な微少電流ではアルカリ電池の効果は無いでしょう。
ただし、家にアルカリ電池しか無かったので、アルカリ電池で実験しました。
LEDは2秒に1回程度、点灯し、20mA近くの電流が流れます。
しかしデューティーが1/100の為、点灯時間は20mS程です。
これでも目の残像効果で立派に光って見えます。
Vfが2V以下で、出来るだけ効率の良いLEDを使用するのがポイントです。
写真のサンプルは作ってから1年以上、連続動作しています。
さらに効率の良いLEDを探せば、もう少し明るくなると思います。
回路図には電池逆接続に対する保護回路が付いていますが、試験中の試作回路には付いていません。
また、回路図にはCDSが付いていて昼間は点灯しないようにしてありますが、試作回路には付いていません。
従って昼間に消灯し、電池が長持ちするという事に関しては確認できていません。
試作回路 | 回路図 |
ネットで検索したら同じ機能で簡単な回路がみつかりました。
機能的には同じで電池も長持ちします。
黒いボックスは5個93円で購入したスイッチ付きの単三2本用の電池ボックスです。
有害野生動物や人間に対する夜間の警報用に使う予定です。(効果は不明)
試作回路 | 回路図 |
PIC12F1822が出てからPIC12F683を使わなくなりました。
その為、買い溜めした12F683が不良在庫となりました。
LEDを1個点滅するのにマイコンを使うのは勿体ないのですが在庫を減らす為です。
点滅間隔は約2秒で点灯時間40mSです。
点灯以外の時間はスリープしているので消費電流は数十マイクロアンペアです。
点灯中は25ミリアンペア程度の電流が流れますが平均電流は1mA以下です。
何個か作って夜間の動物よけに効果があるか試しています。
プログラムは極めて簡単です。
////////////////////////////////// // 点滅LED PIC12F683 8MHz // // 2018/03/12 mikroC // ////////////////////////////////// // _FCMEM_OFF, _IESO_OFF, _BOD_ON, _CPD_OFF, _CP_OFF, // _MCLEAR_OFF, _WDT_OFF, _INTRC_OSC_NOCLOCKOUT unsigned char duty; void main(void){ OSCCON = 0x71; //8MHz OPTION_REG = 0xff; //WDT 1/128(デホルト) TRISIO = 0x8; //GP3 input WDTCON = 0x9; //WDT ON 1/1024 x (1/128:OPTION REG) while(1){ GPIO.B0 = 1; //LED ON Delay_ms(40); //40mS待つ GPIO.B0 = 0; //LED OFF asm SLEEP; //スリープ asm Nop; } }
試作回路 | 回路図 |
青色や白色のLEDでは3Vの電池を使用すると、かすかに光るだけです。
少し電池が減ってくると点灯しなくなります。
そこで、チャージポンプ回路を使って電圧を上げます。
今回は、100mAを連続で流せる高輝度の青色LEDを使用し、ピークで60mA近く流します。
しかし、点灯時間は1/100ですので、平均電流は1mA以下です。
電源電圧は1.5V程度から点灯します。
電池2本でどのくらいの期間、動作するかは、まだ実験していません。
最初の赤色のものと比べると、回路的なロスが増え、LEDの電流も増やしているので期間は短くなります。
しかし、1.5Vでも点灯するので、結構長く、点灯しそうです。
単2電池を使えば、1年くらい動作するのではないかと考えています。