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私の製作したラジオは全て電池で動作するものです。
手持ちの真空管はヒーター電圧1.5Vの電池管が殆どですが一部、ヒーター電力の少ない傍熱管を購入しています。
今回、ヒーター電流150mAの傍熱管を3球使用したレフレックススーパーを製作しました。
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3球共ヒーター電流150mAのものを使っています。
ヒーター電流150mAの変換管が見つからなかったので5極管コンバータになっています。
最初、6BH6、6BJ6,6AK6で製作しましたが局発が高い周波数で止まってしまい解決しませんでした
コンバータの6BH6を6BJ6に差し替えたところヒーター電圧3V〜7.5Vで安定に発振しました。
(7.5V以上は回路が遮断します。)
出力管は6AK6を0バイアス(グリッドリークバイアス)で使って使っています。
プレート電圧30Vで2mA〜3mA程度流れる事を確認しています。
ただ、入力が大きすぎると音が歪む可能性があります。
2球目の6BJ6のスクリーンに抵抗を入れてゲインを落としています。
スクリーンをB+に直結すればゲインは上がりますが電池が新しい時VRを最大にすると音が少し歪みます。
電源電流はヒーターに450mA、DC/DCコンバータに50mA、合計500mA程度流れます。
実測値は電池電圧6Vの時487mAでした。
バリコン
ラジオ少年より購入した290pF+120pFの親子バリコンです。
バーアンテナ
φ10×200mmのフェライト棒に0.1mm×20芯のリッツ線を巻きました。
共振周波数を合わせ込んだ為、巻き数は数えていません。
2次巻き線は同調巻き線の1/2程度の巻き幅にしました。
OSCコイル
トランジスタラジオ用10mm角のOSCコイル(赤コア)を巻き直しました。
巻き線は0.06mmウレタン線を使用します。
最初に2次巻き線を30回巻き、巻き始めを初段IFTに接続し、巻き終わりをB+に接続します。
その上に同調巻き線を同じ方向に巻きます。
巻き始めをGNDに接続し、30回巻いてタップを出し局発出力とします。
さらに60回程度巻いて子バリコンに接続します。
IFT
トランジスタラジオ用の10mm角のIFTを無改造で使用しました。
2次巻き線を使用しないのでコアの色は何でも構いません。
今回は3個とも検波出力用の黒コアを使用しました。
低周波チョーク
ラジオ少年で購入したBT−CH−9です。
安価ですが直流抵抗が少し大きく、1mAしか流せません。
出力トランス
ラジオ少年のBT−OUT−1Sです。
DC/DCコンバータ
6V50mAから30V6mAを発生します。
以前、「単球レフレックスラジオ」のページで複同調6AB8単球レフレックスラジオUを紹介しました。
元々、このラジオの為に製作したのですがラジオが失敗したので流用しました。
詳細は「単球レフレックスラジオ」のページを参照願います。
シャーシ
1tアルミ板と10×10×1.2tアングルで作成しました。
ケース
ホームセンターで購入したパーツボックスです。
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IFT基板 | 配線前 | 配線後 | ラジオ外観 | ラジオ内部 |
静岡のローカル局3局(639KHz、882KHz1404KHz)が十分な音量で聴けます。
感度は良く電池が新しい時は昼間でも日本放送を聴くことが出来ます。(音は小さいですが)
電池電圧3Vでも動作しますが、これは電池1本あたり0.75Vと結構驚異的です。
DC/DCコンバータのノイズの影響は全くありません。
レフレックス回路特有の異常発振等も無く、今回は非常に出来が良かったと感じています。
ラジオとしての出来は良いのですが実用性のネックとなるのが動作時間(電池の持ち)です。
傍熱管の為ヒーター電流が多く電圧も6V必要です。
これにB電圧の為のDC/DCコンバータの電流が加算されます。
電池電圧6Vの時の電池電流は実測で487mAでした。
単3電池4本での動作時間を実測してみました。
下のグラフは自作の電圧記録計で電池電圧の変化を記録したものです。
使用した電池は100円ショップで購入した4本100円のアルカリ単3電池です。
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上図で横軸は時間(分)です。
4時間経過時の電圧は3.5Vで、まだ実用的な音量がありますが、このあたりから急激に電圧が下がります。(下図)
さらに4分経過し、電圧が3.0Vになりました。
この辺りが限度です。(下図)
次の1分で電圧は2.23Vになり動作していません。(下図)
実験の結果、連続4時間の使用が出来ました。
4時間は実用的な時間とは言えませんが「気分転換に聴いてみる」的な使い方は出来ると思います。
もっと長い時間の使用をするには外部電源ジャックに4〜7Vの直流電源を接続します。
逆電圧と7.5V以上の電圧は遮断されます。
電流値は6Vの時0.5A必要です。