私は老眼ですので、半導体部品の刻印を読むのが大変です。
以前の白く印刷されたものは、まだ良かったのですが、最近の茶褐色のレーザーマーキング?はコントラストが低く、
老眼鏡と虫眼鏡を組み合わせても、手ぶれと像の歪みで見えないものがあります。
最近では、昇圧電源のHT7750AとHT7733Aを見分けるのに苦労しました。
ところが、最近、秋月電子でUSB接続のマイクロスコープを扱っているのを見つけました。
200万画素で6500円という微妙な値段です。
買ってみて使い道があれば安い機材ですが、あまり使わないようであれば高価な玩具になります。
しばらくは我慢していたのですが、他の部品を手配するついでに購入してしまいました。
ワンクリックで品物が追加されてしまう買い物かごの罠にはまりました。
使ってみたところ、光学的、電気的、ソフト的には、特に問題なく使えます。
レンズの周囲にリング状に白色LEDが並んでいて、照明出来るようになっていて、明るさも調整出来るし、結構便利です。
ただ、スタンドの構造が、やや貧弱で、本体を、がっちり固定できず、USBケーブルの動きにつられて光軸が
ズレ易いです。
金額が、金額ですので仕方ないとは思いますが。
それから、他のUSBポートに負荷の重い機器が接続されていると、動作しなかったり、遅くなったりします。
私が使ったノートパソコンには、無線LANの子機がUSBポートに装着されていたので、最初、動作しませんでした。
マイクロスコープを使用するときは、一時的に子機を外す必要がありました。
USBマウス程度なら、そのままでも大丈夫です。