ウインドウズ11になり新しいパソコンを買わざるを得なくなりました。
金銭的にも痛いですが今まで使っていたソフトが動作するかは、さらに大きな問題です。
XPが終了した時は使用していた電子回路CADとシミュレーションソフトソフトが次のOSで動作しなくなりました。
それまで仕事や趣味で多数の回路を作成したので新しいソフトに切り替えるのが面倒なのと電子回路CADは高価で
簡単には買えません。
当時、パソコンは10万円以下で買えたのでパソコンを買い増ししソフトを使い続ける事にしました。
現在、XPパソコン3台とXPモードが入ったW7パソコン3台が使用可能です。
内、XPパソコン1台とW7パソコン2台は、ほぼ未使用状態です。
XPパソコン1台で殆どの作業を行っています。
電子回路CAD、マイコンチップ用各種コンパイラ、VC6.0++、オフィス2000、ホームページ作成...等です。
ただしインターネットに接続出来ないのでウエブ閲覧、ネットショッピング、公的手続き、メール等はW10のパソコンで
行っています。
今回、W10で行っていた作業をW11に移す事になるので今まで動作したプログラムがW11でも動作するか確認する必要が
あります。
98SE、ME、XPの時代にVC6.0++で多数のウインドウズアプリを作りました。
多くは自作機器とパソコンをRS232Cで接続するものです。
現在、XPで動作するパソコンが何台かあるのでそちらで動作させれば良い訳ですが最新のOSで動作するかどうかは興味のある
ところです。
この辺りは別のページ「Windows7で古いソフトは動くか?」「Windows10メモ」にもう少し詳しく書かれています。
特に32ビットコードが64ビットのW10パソコンで問題なく動作したときは少し感動しました。
W10で動いたものはW11で動くとは思いますが一つ心配がありました。
W11でもCOMポートがサポートされているかどうかです。
ネットで検索すると「動作する。」とか「レガシードライバーは別途インストールしないと駄目」とか色々な意見が
ありました。

W10の時使用したUSB→RS232C変換ケーブルが見当たらないのでパソコンショップに買いに行きました。
購入したのはTEFTEC JAPANというメーカーの「変換名人」というケーブルで、店には、これしか置いて
ありませんでした。
店で調べてもらうとW8までしかサポートされていないと言うことでした。
駄目もとで買ったのですが結果的には装着しただけで使えました。
ドライバーのインストールも必要ありませんでした。
W7、W10の時はもう少し多くの自作ソフトを試したのですが今回は2つだけ試しました。
この2つが動けば他の自作ソフトも動作するはずです。
装置側の写真とか動作の説明とか、もう少し詳しい説明が別のページ「W10メモ」にあるので、ここではW11パソコンでの
動作画面のみをアップします。
「周波数特性測定装置」はパソコン画面に低周波回路の周波数特性のグラフを描画するのアプリです。
グラフのX軸は指数目盛りになっていて10Hz〜10MHzの601点になります。
先ずパソコン側で1点毎に測定周波数を指数計算しRS232Cで装置側に送ります。
装置側は発振器に測定周波数をセットします。
被測定回路の2点(CH1,CH2)の電圧を測定し、AD変換し、対数圧縮してパソコンに送り返します。
パソコンはこの値でグラフを描きます。
これを10Hzから10MHzまで601回繰り返します。
1回(2点)毎に描画されるのでグラフが描かれていく様子が画面で確認出来ます。
1回毎の計測時間が長いと計測に時間が掛かるので短くしたいところですが、短くすると動作条件が厳しくなります。
現在、X軸1点(Y軸2点)の計測を0.2秒で行っているので601点の計測に約2分掛かります。
20Hz以下の低い周波数では平滑回路の時定数が0.2秒では不足し測定値が乱れています。
装置側のCPUは通常使っているPICでは少し大変だと思いM16を使っています。
結果的にはW11でも全く問題なく動作しました。
その他の機能、ファイル保存、ファイル読み出し、印刷も問題ありませんでした。
COMポートというレガシー機能を残しているのがウインドウズの素晴らしいところです。
ボーレート等の通信条件はパソコン側と装置側で合わせて有りますがパソコンのCOMポート番号は設定する必要が
あります。
設定用のダイアログでCOM1〜COM9のどれかにチェックを入れます。
使えるポートは予め調べておくかCOM1から順番に試してみます。
合っていないと「通信エラー」のメッセージが出ます。
今回購入したパソコンはCOM3でした。
表示画面は2CH共、発振器出力をそのまま入力する意味の無い計測です。
敢えて言えば2CH共、発振器自体の周波数特性を示しています。
当然ながらCH1とCH2の波形は重なります。
こちらも別のページ「W10メモ」に装置の説明があります。
内容は同じで、W11でも動作したというだけなのでW11パソコンに表示された画面だけをUPします。
こちらは計測データを全て装置側に記録しておき、後でまとめてパソコンに送るので通信手順は単純です。
装置側には常に最終計測のデータがEEPROMに保存されています。
PC側のCOMポートは使える番号を自動で検索するようにしたので設定の手間が省けます。
COMポートが自動で正しくセットされるか試したのですが問題ありませんでした。
現在、白黒のレーザープリンター Canon LBP3310 インクジェットプリンター EPSON PX−101を
使用しています。
どちらもXP、VISTAの時代に発売された古い機種です。
LBP3310の使用頻度は多いのですがPX−101は年賀状の印刷くらいにしか使いません。
ネットで検索すると、どちらもW11用のドライバーが用意されているようです。
まずLBP3310ですがメーカーサイトから問題なくダウンロード、インストールが出来ました。
動作も問題無いようです。
自作ソフト「周波数測定装置」には印刷機能がありますが測定結果のグラフを無事印刷出来ました。
PX−101のドライバーもインストールは無事完了し印刷も問題ありませんでした。
インクの残量表示等、プリンターのステータスも確認出来ました。
ノズルクリーンやチェックパターン印刷等のユーティリティーも動作しました。
PX−101の修理対応は2018年に終了しています。
このような古い機種にW11のドライバーを用意したのは良心的です。
スキャナーはCanonのLIDE220という機種を使っています。
2016年に発売された機種でNTTのポイント交換で貰ったものです。
こちらはW11用のトライバー、アプリケーション、ユーティリティーが用意されていたので全てインストールしました。
以前よりメニュー画面の見た目が変わり機能が増えているようですが問題なく使えました。
1998年に発売された古い葉書作成ソフトです。
私は今年も(2025年12月)年賀状を印刷しました。
作業はオフラインのXPパソコンで行いました。
以前W7パソコンを購入したときも使用出来るか試しています。
(別のページ「Windous7で古いソフトは動くか?」参照願います。)
発売元では2013年にサポートを終了し別の会社にサポートを移しています。
ところが今でもアマゾンに広告が掲載されています。
発売当時の定価5800円、アマゾンの販売価格6380円でした。
現状ではW11パソコンで使う予定は無いのですが興味本位でインストールしてみました。
前述のPX−101プリンターの印刷テストも兼ねています。
結論的には動作して葉書に印刷出来ました。
ただ、全ての機能が問題無いかどうかは確認出来ていません。
現状で一つだけ動作しない機能があります。
このソフトは起動時に数秒間、アニメーションが動作するのですがW11パソコンでは表示されません。
検索記事ではパソコンの設定で動作するように書かれていましたが試していません。
本来の機能に関係ない為です。
フリーのFTPソフトでホームページにファイルをアップするために使用しています。
公式にはW10まで対応していてW10パソコンでは問題なく使用しています。
今回W11パソコンにインストールしてサーバーに接続するところまでは確認しています。
まだ実際には使用していませんが問題無いと思います。
受信したメールの保存が簡単なPOP3を使いたいということでフリーのShylpeedをW10の時から使っています。
Shylpeedも公式にはW10までの対応です。
W11ではOutlook(new)でPOP3が使えるとのことでしたので試したのですが使えませんでした。
結局Shylpheedwoをダウンロードしました。
一応、使えています。
時々、認証に失敗しサーバーに接続出来ない時がありますが、これはメールソフトの問題ではなくサーバー側が
ロックしている様です。
私は仕事でパソコンを使っていたのでデータが消えてしまうのがどんなに恐ろしい事かを実感しています。
最悪、作成したデータさえ残っていれば何とかなります。
データはバックアップソフトでバックアップするでは無く、データを修正した時、手動で保存しています。
外付けハードディスクやDVDに何重にも保存しています。
それとは別にシステム全体をバックアップして置けばトラブル時の復旧が早くなる可能性があります。
現在、XPの3台、W7の3台、W10の1台は全体をバックアップしてあります。
バックアップソフトはアクロニス2009、アクロニス2013、アクロニス2020を持っています。
アクロニス2020は公式にはW10までしかサポートされていないので近くのパソコンショップで「HD革命
バックアップNext5」というソフトを買ってきました。
W11対応にはなっていますが「Cドライブが暗号化されているのでバックアップ出来ません。」というメッセージが出て
バックアップ出来ません。
W11は初期状態でシステムファイルが暗号化されていると思いますのでW11対応というのは?です。
暗号化は解除できますがバックアップの為に例外処理をするのは気に入りません。
結局、このソフトは使えませんでした。
アクロニス2020はサポートサイトでは使えないとは言っていません。
「個人の責任で使用してください。」ということらしいです。
私の購入した2020は3台用でW10の1台にインストールしただけですがら、まだ使えます。
アクロニス2020をインストールすることにしたのですがインストールが完了しサインインが通るまで2日かかりました。
パスワードが間違っているかもしれないと何回もパスワードリセットしましたが駄目でした。
結局、プロダクトIDの入力を間違えていたのが原因と思われます。
製品の箱の中にはプロダクトIDが書かれた紙が入っていて8文字×2ブロックになっています。
W10のパソコンにはこのプロダクトIDでインストールしました。
ところが2台目以降はプロダクトIDが8文字×8ブロックになるようです。
このIDは1台目のパソコンでアカウントを開きIDを表示させれば確認できます。
この事に気付かず2台目も1台目と同じプロダクトIDを入力してしまいました。
サインインが通ったので現状のW11をバックアップしました。
ただし、これで復元できるかどうかは不明です。
現状、動作しているのに敢えて復元を試すのは多少、勇気が必要です。
保険としてWindowsに付属しているイメージバックアップでも保存してあります。
パソコンは30年位使っていますがXP以降では通常の使用でOSが立ち上がらなくなったという経験をしていません。
尚、アクロニスは製品インストールディスクがブートディスクを兼ねていて、これを使えばインストールしなくてもバックアップ
、復元が可能だと思います。
実際、アクロニス2009と2013では、この方法は「簡単バックアップ」として説明されています。
個人的には、これで十分ですが発売元ではOSのバージョンが変わる度に新しい製品をインストールしてもらわないと収益が
確保出来ません。
インストールするには、それなりの特徴を付加しなければなりません。
例を挙げればバックアップスケジュールですが、これはトラブルの元です。
システム的な完全バックアップは何か大きな変化が有ったとき個人で判断して保存すれば十分です。
初期設定、初期インストールが済んだ後にバックアップを取れば後は大きな変化はありません。
データのバックアップは修正したとき自分で行うのが安全確実です。
修正の途中でバックアップされると復元したとき訳が分からなくなります。