前回、久々に大井川鉄道に乗ったので、調子づき、今回は、まだ乗車したことが無い岳南鉄道に乗ってみました。
沿線に観光地があるわけではなく、風景が特別に優れているという訳ではありませんが、初めて乗る鉄道には興奮します。
吉原駅から岳南江尾駅9.2Kmを結ぶローカル鉄道です。
沿線は工場、又は住宅地帯で、地域住民や工場関係者が主に利用していると思われます。
工場引き込み線の為の貨物輸送もあると思われ、数台の電気機関車を見ることが出来ました。
始発の吉原駅ホームはJR東海道本線吉原駅ホームの北側に隣接しています。
終点までの切符を購入したところ、硬券で、金額は350円でした。
乗車ホームの反対側には電気機関車が止まっていました。
朝夕は通勤、通学の人で賑わうのかもしれませんが、昼頃は乗車人員も少なく、閑散としていました。
もともと、JR吉原駅自体が、それほど、賑やかな場所ではありません。
それでも、1時間に2本〜3本の電車を運行しているので立派です。
沿線住民にとっては便利だと思います。
終着の岳南江尾駅です。
手前が終点で奥手方向が吉原方面になります。
ここまで来ると、住宅も疎らで、寂しい雰囲気となります。
しかも、この駅は現在、無人駅となっています。
前方の高架は東海道新幹線です。
従って、新幹線の南側窓から、岳南江尾駅が見えます。
途中の駅で綺麗に塗られた電気機関車を見ました。
こういう珍しい物を見ると嬉しくなります。
電車の窓から写したので、構図がいまいちです。
下車して、きちんと写すべきでした。
次の電車を30分待つことになりますが。
これは別の駅で見た電気機関車です。
前後にデッキの付いた凸型の機関車で、レトロな感じがします。
やはり、車窓から写した物です。
今回、往復700円の運賃で結構、楽しめました。