画像をクリックすると拡大表示されます。
拡大画像からはブラウザの「←戻る」ボタンで戻ってください。
会場風景1 | 会場風景2 |
私は東京ドームで野球を観た事がありません。
世界蘭展でのみ、何回か行った事があります。
最初に行ったときは、その規模にびっくりしました。
ただ、豪華さを競う展示の内容に飽きてきたため、ここ何年かは行っていません。
なにより、あの人混みには閉口します。
ある年、平日ならば空いているだろうと思い、仕事をサボって行ってみました。
会場は、地方から来たお年寄りの団体で満員でした。
夜の港 | 花火1 | 花火2 |
今は単なるカメラのコレクターですが、昔は写真を写す事も趣味の一つでした。
多くは植物の写真でしたが、夜景を写すことも好きでした。
夜、大きなトランクを下げて動き回っているのは怪しく見えるかもしれません。
写真は、いずれも6×7のスライド(ポジフィルム)をスキャンしたものです。
ツツジ | 牡丹1 | 牡丹2 | ドウダンツツジ | ドウダンツツジ |
シャクナゲ |
庭があると四季の移り変わりが楽しめます。
しかし、良いことばかりではなく、手間と維持費が掛かり、家計を圧迫します。
それでも、昔からある庭ですので、頑張って維持しています。
ツツジは2m位の大木、大輪の咲き分けで豪華ですが、花の後始末が大変です。
ツツジは種子が出来ると弱ります。
幸い、この木は樹勢が強いので、花後に深く刈り込んでしまいます。
最初の牡丹は古くからある木で、沢山の花を付けます。
古木で樹勢が強くないので、気を遣います。
花は、早めに、一つ一つ、つみ取ります。
次の牡丹は、皆、若木であるので元気です。
ただ、シャクヤクに接ぎ木してあり、深植えして自根を出さないと寿命が短くなってしまいます。
ドウダンツツジは春の花も可憐ですが紅葉も綺麗です。
やはり、種子が出来ると弱ります。
それから、夏の高温で根元が乾燥し、土が固くなると弱ります。
根元に直射日光が当たらないように工夫し、下草を植えると調子が良いです。
シャクナゲは品種名が判りません。
葉や花が屋久島シャクナゲに似ているので、屋久島シャクナゲの交配種と想像します。
一時、枯れかかったのですが、周りの木が生長し、日陰になったら復活しました。
写真は蚊が寄りつかないと広告されていた植物です。
正確な品種名は判りませんが、葉の形状からゼラニウムに近い種類と思われます。
鼻を近づけるとハーブの様な香りがするので、この臭いを蚊が嫌がるのでしょうか。
紫色の小花を咲かせたように記憶していますが、印象に残る程のものではありませんでした。
玄関に鉢を置いたのですが、効果は感じられませんでした。
大量に用意すれば、効果があるのかもしれませんが、購入金額や管理面で現実性が無いと判断し、計画は
挫折しました。
家は田舎にあるので、蚊には悩まされます。
したがって、蚊避けの商品には過度の期待を持ってしまいます。
以前、蚊の嫌う周波数を発生する商品が流行った事がありました。
この時も何個か買いましたが効果は感じられませんでした。
ニコンF2フォトミック | 着脱式ファインダー | ウエストレベルファインダー | モータードライブ |
私は学生の頃、ミノルタハイマチック7Sという距離計連動タイプのカメラを使っていました。
非常に使いやすくて、よく写った記憶があります。
その後、社会人になった年に、一眼レフを買おうと思い立ちました。
当時はカメラメーカーも沢山あり、皆、元気でした。
機種を選定するにあたり、まず、カメラの構造を解説している書籍、雑誌を買い集めて研究しました。
その結果、ニコンF2フォトミックを選択しました。
決め手は耐久性とレンズやアクセサリーの種類の豊富さだった思います。
ただし、標準レンズ付きのニコンF2フォトミックの金額は私の初任給の手取りより上でした。
ニコンF2の特徴の一つは、ファインダーやフォーカシングスクリーンが容易に交換出来ることです。
ただし、フォトミックファインダー以外はTTL露出計を内蔵していません。
ニコンはこの時期にレンズの装着方法を改良しました。
これに関して、F2はフォトミックファインダーの改良で対応し、ボディー本体には手を加えていません。
測光用の受光素子もCDSからシリコンフォトダイオードに変更されました。
2種類のモータードライブ等、アクセサリーの種類も豊富でした。
ケーブルレリーズ | 専用ストロボ | ガンカプラー | スプリット式 | 方眼マット |
ニコンF2のシャッター釦は一般のカメラと形状が異なります。
従って、ケーブルレリーズは専用のものが必要です。
写真の左側は一般のカメラのレリーズ、右側がニコンF2用です。
ニコンF2にはアクセサリーシューが付いていません。
ストロボは専用のものを使用しますが、巻き戻しクランクに被せて取り付けます。
一般のストロボ等、アクセサリーシューが必要な機器の為にガンカプラーが用意されています。
これを巻き戻しクランクに被せて取り付けます。
このアクセサリーは必ず用意したほうが良いと思います。
カメラを購入するとスプリット式のフォーカシングスクリーンが付属しています。
これは、接写や暗いレンズを使用する場合、使いづらいものです。
方眼マット式のフォーカシングスクリーンに交換すると便利です。
!! 野ざらしになる
あるとき、職場の花見にニコンF2を持っていきました。
ところが、飲み過ぎてカメラを置き忘れてしまいました。
翌日、警察に行き、紛失物の届けをしましたが出てきませんでした。
忘れかけた頃、職場に紛失したカメラが届けられました。
幸運にも、親切な人に拾われたのです。
拾った人は中に入っていたフィルムを現像して、プリントしたとのことです。
そこには、偶然、花見の場所取り用の立て看板が写っていて、会社と所属部署が書かれていました。
何日後に拾われたか確認しませんでしたが、念のため、カメラはオーバーホールに出し、
ついでに露出計の調整をしてもらいました。
このカメラは、現在まで、何のトラブルもなく動作しています。
F3が発売されたが
しばらくして80年代となり、ニコンF3が発売されました。
早速、購入してみました。
小型、計量になったのは良いのですが、何となく安っぽく見えます。
材質は大丈夫かとか、耐久性は大丈夫とか、心配になってしまいます。
そして、買って早々、シャッターが切れなくなってしまいました。
この時は頭にきて、購入店を介さず、直接ニコンに送りました。
修理の報告書には「基板にゴミが付着していた。」と書かれていました。
ニコンのトップ機種が初期不良を起こすことは極めて希な出来事とは思いますが、見事に
外れくじを引いてしまいました。
これ以来、電子シャッターに不信感を抱き、ニコンF3は、お蔵入りになってしまいました。
そのとき、2台のニコンF2を使用していましたが、この2台が壊れたら買うカメラが無いと悲観しました。
それで、ニコンF2を2台ほど買い増しすることにしました。
既にニコンF2は販売を終了していたので、新品が、なかなか手に入らず、やっと手に入れた2台は価格に
プレミアがついて、定価の2倍ほどしてしまいました。
使用中の2台も、簡単には壊れず、買い増しした2台は完全にコレクションとなってしまいました。
ニコンF2は、前のモデル、ニコンFが非常に有名だった為、陰に隠れて、正当に評価されなかった気がします。
しかし、性能的にも、使いやすさの点でも大きく改良されており、最高の一眼レフだと思っています。
その後、時代は移り、デジタルカメラ全盛となり、カメラは使い捨ての時代になりました。
収納時 | 撮影時 | 背面 |
一番最初にデジタルカメラを発売したのはカシオだったと思います。
これは、その後、しばらくして出た機種で、チノンのES3000というモデルです。
かなり大型のボディーですが、その分、撮影レンズやファインダーなどの光学系統は、しっかり出来ています。
値段は10万円以上だったと思います。
しかし、画面サイズは640×480しかありません。
しかも、液晶モニタは、ありません。
背面の液晶は撮影のパラメーター等が表示されるだけです。
デジタルカメラの進歩は早く、発売後、数年で使い道がなくなり、高価な買い物となりました。
椿のウイルス斑? | 同、覆輪斑 | 第3リン酸ナトリウム |
植物にもウイルスに冒されます。
一旦、冒されると治療の方法が無く、植物の種類によっては、大きな問題となっています。
ヤマユリや笹百合は、山では、あまりウイルスを見ませんが、採取して、庭に植えると、ほぼ100%ウイルスに罹り、
徐々に萎縮して枯れます。(採取しないで、山に残しておきましょう。)
ここではウイルスと言われている椿の斑入りを2種類、紹介してみます。(同一の木の異なる枝です。)
どちらも、一般的な斑入りと比べ、切れが悪く、気味悪い発色をしています。
ただし、電子顕微鏡で分析した訳では無いので、100%、ウイルスであるとは言い切れません。
この椿の場合、花や、生育に異常は見られません。
他の植物に伝染するかどうかも不明です。
蘭の場合、エビネが罹りやすく、春蘭でも時々見られます。
富貴蘭の場合、あまり、ウイルスの話を聞きませんが、葉肉が厚いので目立たないのかもしれません。
金光星の星斑はウイルスだと言う人がいますが、他の蘭に感染する訳でも無く、真偽の程は分かりません。
虎斑の品種でも、多少、気味悪い斑の出方をするものがあるので、ウイルス性かと思ったりします。
山採りの正体不明の虎斑で、斑の出た後、葉が黒くなったりして、すぐ傷んでしまうものがありますが、
怪しい感じがします。
どれが芸で、どれが病気(ウイルス)か区別するのは電子顕微鏡のお世話にならないと判らないかもしれません。
ある人は、万年青にはウイルスが無いと言います。
そういえば、万年青の「***の図」という芸はウイルス斑に似ています。
ネジバナの群生地には、よく似た斑が発見され、こちらは一般的にはウイルス扱いされます。
売店で「斑入りネジバナ」として売られていたのを見たことがあります。
万年青にウイルスが無いのは、ウイルスさえ芸になってしまうという意味でしょうか。
ウイルスにも良性のものと、悪性のものがあるのでしょうか。
エビネの自生地を見ると、想像以上に暗く、このような場所では、痩せて、花付きも悪いのですが、ウイルス株は、
あまり見ません。
栽培する場合、花付き、花色を良くするために、光線を強くして、肥培します。
このような条件では、ウイルスが発生し易いという話を聞いた事があります。
幸いな事にエビネは、「貴重な山採り」の時代を過ぎ、交配で、新花が作成されるようになりました。
一般的に、種子や生長点はウイルスフリーだと聞きます。
私はエビネのようにウイルスに罹りやすい植物を栽培していないので、それ程、神経質にはなっていません。
ただし、用土や鉢や栽培場所は出来るだけ清潔にし、手も洗うように注意しています。
水苔植えの鉢は2段、3段になっている場所もありますが、土や砂植えの鉢は、際下段に置いています。
たばこの葉は、ほぼ100%たばこモザイクウイルスに感染しているという話を聞いた事があるので、
栽培場所は禁煙にした方が良いかもしれません。
鋏を使うときは第三リン酸ナトリウム溶液(写真)で消毒するようにしています。
水分を拭き取った鋏(水気があると、徐々に薄められてしまうので)
を直接、瓶の中に1分ほど浸します。
その後、取り出してから、流水で薬品を流して使います。
名称 | 著者 | 出版 | 初版 |
---|---|---|---|
生物と無生物の間 | 川喜田愛郎 | 岩波新書245 | 1956年7月 |
ウイルスの世界 | 川喜田愛郎 | 岩波新書558 | 1965年5月 |
オンシジューム(2月) | オンシジューム(4月) | シンビジューム(2月) |
洋蘭の栽培には一般的に高温が必要です。
例えば、ファレノプシス(胡蝶蘭)は、最低温度が15℃程度必要です。
暖地静岡と言えども、最低温度は零下3℃位にはなるので、無加温の温室では腐ってしまいます。
しかし、洋蘭の中には寒さに強い物もあります。
オンシジュームの中でも、古くからある一般的な品種(具体的な品種名は知りませんが、黄色の小花を沢山咲かせる物)は
非常に寒さに強いです。
写真のオンシジュームは、屋外(玄関脇)に置かれていますが、寒さに平気です。
少し、黄色い葉がありますが、これは直射日光で葉焼けした為です。
撮影は2月ですが、寒さの中、蕾が膨らんできました。
蕾は、このまま傷まずに生長し、春になれば全部、開花します。
シンビジュームは、さらに、丈夫です。
写真のシンビジュームは、庭の隅に地植えにされています。
直射日光、冬の冷たい雨、霜にあたっても大丈夫のようです。
撮影は2月ですが、蕾が大きくなってきました。
真似しないでください。
ここは、栽培方法を解説している頁では、ありません。
温室や、室内で作れば、もっと上手に出来ます。
拾った鉢物 | 拡大図 |
私には写真の植物の名前が判りません。
形状から、アナナスかティランジアの仲間と思われます。
ピンクの包の間から、地味な緑色の花を咲かせますが、それ程、鑑賞価値は、ありません。
鉢から抜かれて捨てられているのを拾って、庭の石組みの間に植えておいたものです。
(単に、捨て場所が変わっただけという意見あり。)
一見して、温室植物のように見えますが、真冬の屋外で花を咲かせます。
真夏の直射日光も大丈夫です。
日本の四季に適応して、増殖しています。
原産地は、どの様な環境か、興味があります。