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この春蘭は絵画のように見えます。(拡大してみてください。)
実際には、春蘭写真集の写真をスキャナーで読み取り、画像処理したものです。
私の使用しているソフトはウインドウズ95,98当時の古いものですので、あえて紹介はしません。
最近のソフトでは、もっと優れた物が多数あると思います。
私が使用しているソフトでは、ツールに「油絵処理」という項目があり、実行すると一発で、こうなります。
(ただし、前処理として、背景を消去していますが。)
暇な時に画像処理ソフトで遊んでみてください。
この胡蝶蘭(ファレノプシス)は世界蘭展の売店で買った物です。
洋蘭は専門外ですので、通常は購入しないのですが、見事な覆輪斑を見て、つい手が出てしまいました。
ただし、他の私の植物とは温度管理が異なるので、その後枯らしてしまいました。
「思いつきで手を出さない。」というルールを破った結果であると反省しています。
伊豆大島などに旅行にいくと明日葉(アシタバ)の天麩羅が料理として出されます。
これが気に入り、苗を分けてもらいました。
アシタバの語源は、葉を切り取っても翌日には生えてくるという意味らしいです。
つまり、それ程、強健だということです。
その強健さは、すぐに証明されました。
手入れをしないでも大きく茂り、種をまき散らして、勝手に増えていきます。
最近では雑草のようになってしまいました。
手のかからない野菜を育てたい人に、お勧めです。
この植物も見かけより強健です。
花壇の外の砂利の中で群落を作っています。
日陰の植物のイメージがありますが、直射日光でも大丈夫です。
ただし、夏になると葉が黄変して、早めに今期の活動を終了します。
葉蘭と書きますが、ランでは無く、ユリ科の植物です。
以前は葉を切り抜いたものが寿司などに添えられていました。
勿論、斑入りでは無く、緑一色のものです。
最近のスーパーの寿司パックなどでは、プラスチックのシートを切り抜いたものになっています。
葉蘭なら許せますが、プラスチックではゴミを増やすだけです。
この葉蘭は、以前に鉢で栽培していたのですが、大きくなりすぎて持て余し、地植えにしたものです。
それにしても、見事な縞で、これがランなら申し分ないのですが。
斑の安定度も非常に良いです。
君子蘭も。ランではなく、ヒガンバナ科の植物です。
大株になると豪華で迫力があります。
君子蘭は暖地静岡でも、屋外で冬を越すことが出来ません。
従って、冬は室内に取り込む事になります。
ところが、これくらいの株になると非常に重く、腰の所まで持ち上がりません。
鉢の移動が、かなりの重労働になっています。
植物の名前には深い意味があって、言われて初めて、なるほどと思うものが沢山あります。
サギ草に関しては、何も考えなくても、名前と実体が一致します。
これほど、命名に無理の無い植物も少ないと思います。
現在、出回っているのは人工的に増殖されたものだそうで、望ましい事です。
もし、自生しているものを見ても、絶対に採取してはいけません。
富貴蘭の場合、乾燥に強いし、栽培場所が強く遮光してあるので、夏でも2〜3日に1回の潅水で済みます。
ところが明るい場所に置いた小さな鉢は、1日に何回も潅水しなければなりません。
写真は、小品盆栽の苗ですが、3〜3.5号の鉢に植わっています。
まず、育苗用のプラスチック容器に用土を入れ、その上に鉢を並べます。
朝に鉢とプラスチック容器の用土に十分潅水すれば、1日1回で済みます。
プラスチック容器は地面に置かず、棚の上に置きます。
鉢穴から容器中の用土に根が伸びる場合があります。
少しであれば、そのままにしておけば、乾燥に対し有利です。
ただし、あまり強い根が鉢穴から伸びると、肝心な鉢の中の根が衰えてしまいます。
この時は鉢穴から出た根を処分します。(全部でなくても良いですが)
バランスを考え、枝の方も軽く切り詰めれば安心です。
春の植え替えの時は根も枝も十分、切りつめます。
私は斑入りの露草を花木(牡丹)の下草に使っています。
露草は牡丹の花が終わってから芽生え、夏の間、牡丹の根元を直射日光から守ってくれます。
一年草ですので、種を蒔かなければなりませんが、自然に種がこぼれ、毎年、同じ場所に生えます。
斑は安定して遺伝しますが、希に青の株が出ますので、小さいうちに間引きます。
繁殖力旺盛で、一株が、かなり大きくなるので、茂りすぎたときは剪定します。
露草は雑草ですが、斑入りともなれば多少は鑑賞価値があります。
花は小さいし、午前中に萎んでしまいますが、真夏の青色は涼しげです。
秋、まだ枯れる前に取り除いてしまいますが、すでに種がこぼれていて、翌年も生えます。
かなり昔に、斑入り植物専門店で1ポット200円で求めたものです。
松葉蘭の自生場所 | 自生の様子 |
当地、静岡県には松葉蘭の自生があるらしく、昔からの銘品には静岡産と記されている品種が幾つかあります。
生育場所は、岩の割れ目や樹上のようで、樹木に着生している写真を見たことがあります。
ただし、実際に山を歩いて実物を見たことが無く、個体数が、かなり少ないか、容易に人が近づけない場所に
自生していると思われます。
このような稀少種から、数多くの園芸品種が選別されたのは驚きです。
ところが、ある日、フェンスの土台のコンクリート割れ目に松葉蘭が生えているのを見つけました。
最初の写真は生えていた場所、2枚目の写真は生育状況です。
10cm程度の若い木で、まだ胞子は付いていませんが、明らかに松葉蘭です。
場所は、田園地帯で周囲に里山等は、ありません。
松葉蘭は、ありふれた植物なのでしょうか。
私の温室は、原種の松葉蘭を栽培する程、広くないので、勿論、採取せずに残しておきました。
ただし、大きく成長すると人目につき、雑草と間違えられて抜かれてしまう心配があります。
松葉蘭と知って、採取しようとしても、コンクリートの割れ目から取り出すのは困難です。
栽培してみると判るのですが、松葉蘭の根は非常に脆いのです。
ニコンS2 | マウント | 美ヶ原 |
ニコンS2は昭和29年12月に発売されました。
生産台数は5万5千台だそうですので、当時としては数が多いです。
従って、中古品が比較的安く入手出来ました。(かなり昔の事ですが)
購入後、実際に使用するためにオーバーホールに出しました。
使ってみると、堅牢、シンプルで非常に使い易いです。
マウントはバヨネットで外観はコンタックスに似ていますが、シャッター構造はライカに似ています。
3枚目の写真は50mmF2で写した美ヶ原です。
悪天候で、ぼやけていますが、光の状態が良ければシャープに写ります。
彼岸花は秋の彼岸の前後に開花します。
写真のように河川の堤防等に群落を作ります。
ところで、彼岸花は3倍体であり、結実しないと言われています。
それで、昔から疑問に思っていることがあります。
どのようにして、これだけ見事に分布を広げているのでしょうか。
彼岸花の変わり? | 近縁の洋種 |
ある日、散歩中に彼岸花の色変わりを発見しました。
色は薄いクリーム色です。
久々の大発見?と喜んで写真に写しました。
場所は大きな川の土手の斜面です。
近寄って、花をよく見ると、何か見覚えがあります。
自宅の庭に植えてあった近縁の洋種の花と見分けがつきません。
誰かが川の土手に植えたのでしょうか?(私ではありません。)
わざわざ、こんな場所に球根を植え付ける人もいないと思いますが、ウケ狙いのギャグでしょうか?
洋種である可能性が強いのですが、念のため、球根を2球ほど頂戴して庭に植え付けました。
冬に葉が出れば、はっきりするかもしれません。
リュウキンカ1 | リュウキンカ2 | リュウキンカ3 | ヒメリュウキンカ | 千重咲 |
これは私の栽培ではありませんが山地の湿地に生えるリュウキンカで立金花と書きます。
こんな花にも結構、バリエーションがあるものだと思いました。
写真1は葉に地模様があり、日本のものと雰囲気が違うので洋種ではないかと想像します。
写真2は花色が限りなく白に近いです。
黄色の花色は安定性が強いので、色変わりであれば、自然界では珍品です。
ただし、園芸的には増殖されれば普及品となります。
写真3は烏葉です。
写真4はヒメリュウキンカという名札が付いた小型のものです。
試しにインターネットで検索してみたら、こんなものではありませんでした。
千重咲き、緑花.....、色々な写真がありました。
追補
その後、千重咲を見つけ、写真を追加しました。
ただし、同じ株から千重咲でない花も出ています。
草は小型です。
これは、何年も前に私が実生したフウランですが、栽培しているのは私ではありません。
撮影は2月の一番寒い時で、明け方には氷点下になります。
それでも、屋外(玄関先)に置かれ、他の鉢と一緒に水を掛けられています。
午前中は直射日光があたるので葉色が黄色になっていますが平気です。
初夏には、普通に花を咲かせます。
ただ、最低限、雨に当ててはいけません。
これは「青」ですが、斑のある富貴蘭では無理があります。
当然、高地や寒冷地でも駄目です。(撮影場所:静岡県の平野部)