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ワラビの苗を買って庭の隅に植えたのに、まだ収穫出来ないという記事を2年続けて書きました。
雑草も満足に生えないような砂利混じりの場所なので半ば諦めていたのですが、2年目の夏以降、急速に分布を広げ、
3年目の今年は大収穫です。
母は自分では食べないのですが蕨摘みが面白いらしく、3日に1回位、収穫してきますが、摘んでも摘んでも出て
きます。
写真のように雑草化して蕗のテリトリーを脅かしています。
追補
さらに数年が経過し、庭の一角は蕨に完全に制圧されました。
これも食料の自給自足?を目指して空き地に植えた棘無しタラの木です。
これは大失敗でした。
山野に自生するタラの木とは違って生育が旺盛です。
地下茎を四方に伸ばし、あらゆる場所から新芽を出し生長し、瞬く間に空き地を覆い尽くしてしまいました。
除去しようとしても雑草のように簡単には取れません。
油断すると、大きな木になってしまうので、地上部を手当たり次第に切り取っていますが敵の侵略スピードに負けています。
庭のいろいろな場所にミョウガが生えて殖えています。
植えた記憶はありませんが庭を造るとき運んだ土砂に混じっていたと予想します。
ミョウガは好物ですので特に除去してはいません。
ミョウガ以外にもドクダミ、ヤブカラシ等、有難くない山野草も土砂と一緒に持ち込まれました。
山椒苗木 | 朝倉山椒 | 実生の山椒 |
山椒も好物ですので毎年、苗木を植えていますが結果が良くありません。
山野、里山を歩いていると山椒の小苗が生えているのを見かけます。
ところが探しに行くと、なかなか見つかりません。
時間が勿体ないので結局、園芸店で求めることになります。
家には小さな木があって毎年、木の芽を採っていたのですが、年々小さくなり、枯れてしまいました。
最初の写真は昨年購入した苗木で2本購入したのですが、1本は春に芽が出ず、枯れました。
山椒の苗は冬の寒さに弱く春に芽を出さずに枯れてしまう事が多いように思います。
購入した苗木に付いていた説明のカードには「日当たりの良い場所に植える。」と書いてあります。
庭の日当たりの良い場所は冬の冷え込みと乾燥が強いと思うので対策が必要です。
最初の写真は一般的な野生種で雌雄別株ですので実を採るには雄木と雌木が必要です。
葉芽を食用にするには1本でも構いません。
2枚目の写真は園芸品種で「朝倉山椒」と言います。
特徴は雌雄同株で1本でも実がなります。
また、棘が無いので扱いやすいです。
苗木の値段は原種より高価です。
実は朝倉山椒も2年前に植えて今年の春に芽が出ず、枯らしてしまいました。
そういう訳で再チャレンジということになります。
3枚目の写真は山椒の実生苗です。
実は自宅の庭には時々、山椒が生えます。(何年かに1回程度です。)
ただ、この苗が実用的な大きさになるまで待てないので苗木を購入している訳です。
ところでこの実生はコントラスト良い黄中斑です。
以前、採取した自宅の実生も黄中斑だった記憶があります。
鉢上げ後、枯らしてしまったことは何回かあります。
簡単に生えるのですが育てるのは大変なようです
稚児笹斑入り | 河原ナデシコ |
庭の隅の方に盛り土した荒れ地があります。
河原の小砂利のような土壌で一般の園芸植物は育ちませんし雑草も、あまり生えません。
殺風景なので稚児笹の斑入りを植えてみました。
土壌が悪く生長が遅かったのですが、やっと見られるようになってきました。
ところが最近、稚児笹に割り込んで河原ナデシコが進出してきました。
確かに河原ナデシコが生えている河原の砂利のような場所ではあります。
何が種を運んでくるのでしょうか。
私はニコンF2が最高の一眼レフだと思っています。
前の機種のニコンFが一世を風靡した為、陰に隠れた感じですが、性能も使い勝手も向上しています。
私はニコンF2を4台購入しました。
内2台は現在も未使用で箱に入っています。
F2用アクセサリーも交換ファインダー、交換スクリーン等、各種アクセサリーも購入しました。
EEコントロールユニットだけは特殊な水銀電池を使用するので断念しました。
写真のモータードライブユニットですがバッテリーパックとモータードライブ本体が2階建てになっています。
バッテリーパックの中には単3電池5本を収納する電池ケースが2個入っています。
もう何十年も前になりますが電池を入れたままにして漏液し、電池ケースを壊してしまいました。
その後、モータードライブを使う機会が無く放置していました。
最近になって使えないコレクションが気になりました。
新品の電池ケースは入手出来ないので、中古品を探すしか有りません。
ネットで検索すると稀に電池ケースがヒットすることがありますが全てSOLD OUTになっています。
売れてしまうと販売価格が消えてしまうのですが1個5000円程度との情報があります。
一方、中古のモータードライブ一式は入手が可能で3万円前後のようです。
電池ケースよりお買い得の感じです。
購入するかどうかずっと悩んでいました。
実際に使用する事の無いコレクションですので購入を躊躇う気持ちがあります。
一方、動作しないものはコレクションにならないという気持ちもあります。
壊れているのは写真の電池ケースです。(写真は修理後のもの)
症状は−側の電極のスプリングが腐食している事です。
ある時、電池ケースを修理することを思いつきました。
上の写真は単4、単5の電池ケースですが、これからスプリングを取って付け替える事にしました。
電池は10本ですのでスプリングも10個所ですが5個は損害が軽微ですので掃除して半田メッキしました。
残りの5個を取り替えました。
まず、電池ケースを丁寧に掃除し、切り取ったスプリングを装着します。
スプリングは3個所のガイドに通して固定し、内1個所はかしめてありました。
かしめたガイドはスプリングが通らない個所もあったので、その部分は半田付けしました。
上の写真は修理の様子を示します。
3個のスプリングの内、左の2個は交換したものです。
スプリングの材料が異なるので、若干、形状が異なりますが特に問題はありません。
右の1個は頂点のみ軽く腐食していたので電池の接触部のみ半田上げしました。
反対側にもスプリングが2個あり、こちらの作業は狭くて大変でした。
さらに、電池ケースは、もう1個あるので同じように作業します。
清掃、修理には半日掛かりましたが、作業は無事終了し、動作することを確認しました。
スーパーでパイナップルが安く売られています。
税抜きで1個198でトマトが1個98円することを思うと非常に買い得な感じがします。
スーパーに行く度に買って帰りました。
園芸に興味が有る者としては、どうしても果実の頂部にある芽(クラウン)を挿してみたくなります。
ただ、時期が秋だったので、そのまま差し芽出来ず、春まで保存することにしました。
切り口を乾かし、少し湿らした水苔と共にビニールの袋にいれたのですが、殆ど、カビが生えて腐ってしまいました。
10本以上試したのですが室内温室に入れて乾き気味に管理した2本だけが生き残りました。
春になって水苔に挿したところ発根したので初夏に鉢上げしました。
用土は赤玉他、数種類を混合しています。
ただ、このまま収穫出来るまで栽培出来るとは思っていません。
仮に収穫できたとしてもスーパーで198円で買う方が安上がりです。
余計な仕事を増やしてしまったようです。
オオカナダモ | 用水路に繁茂 | オオカナダモ |
朝の散歩の途中で用水路の水面に白い3弁の小花が多数、咲いているのが目に付きます。
用水路に繁茂して流れを妨げるので農家の人が除去しているのは以前から知っていました。
水草に関する知識は全く無かったのでネットで名前を調べてみたところ「オオカナダモ」という外来植物だという事が
判りました。
以前、研究の為に持ち込まれたものが逃げ出して野生化したらしいです。
性質が強健で水質の悪い場所でも繁茂する厄介な雑草になってしまいました。
家の周囲の河川でも在来の水草は駆逐され大繁殖しています。
自治体で行う河川側溝清掃でも大量に除去されて可燃ゴミとなります。
琵琶湖などでも大繁殖されて船の通行を妨げる等の問題を起こしているようです。
オオカナダモは「アナカリス」の名前で観賞魚の水草として販売されている様です。
入手が容易、栽培が簡単で多少の光量不足でも生長するという長所があり、安価です。
ただし、写真で見るように草姿は国産の水草に比べ鑑賞価値が劣ります。
ノキシノブ自然実生 | ノキシノブ一発芸 |
温室内ではシダ類の自然実生が見られます。
特に多いのがノキシノブとオニヤブソテツの仲間です。
1枚目の写真はヘゴの切り株に生えたノキシノブです。
この切り株にはナゴラン、ムカデラン、ムギランを着生させたのですが、ノキシノブは自然に生えた物です。
ある日、一株のシダに良芸の葉が出ているのを見つけました。
それで鉢に植えたのですが、芸が出ているのは1枚だけです。
この後、芸が進んで全ての葉に芸が出るのを期待しているのですが、並葉に戻ってしまう可能性もあります。
継続するかは判りませんが1株のシクラメンの1枚の葉に綺麗な斑が入っています。
これは私のコレクションではなく、数年前に母親が300円で買った物です。
並葉の安物から初めて斑入りの葉が出た訳です。
最初から斑の入った植物を高価に買い入れた時より高揚感は大きいです。
シクラメンは球根植物ですが残念ながら分球しません。
夏場に球根を腐らせる事も多く、芸の維持は困難です。
増殖は実生に頼るしかありませんが実生で芸が受け継がれるかは不明です。
オミナエシは秋の七草ですが家では真夏に咲きます。
山地に自生していますが、どこにでもあるわけでは無いので園芸店での購入を薦めます。
山で見た株は比較的コンパクトでしたが日当たりの良い庭では2m以上になります。
暑い時期でも花期が長く、風情があります。
暑さ寒さに強く強健ですが大きく育つので植える場所を選びます。
子供の頃「オミナエシ」と言われて庭に植えられていた植物が有りました。
今、思い出すと、それは花粉症で有名?なセイタカアワダチソウでした。
黄色の小花が密集するという共通点があり、似ていないこともないですが、鑑賞価値は劣るし人間に有害です。
キンモクセイ | 花の付き方 |
私の家では毎年10月中旬にキンモクセイが開花し、良い香りが幸せな気分にします。
キンモクセイは中国原産の花木で雌雄異株ですが日本には雄木のみが導入されています。
理由は、まず、挿し木で簡単に殖やせるので種子を必要としないことがあります。
次に、雌木は花数が少なく鑑賞価値が低いと言われています。
それに、育種しても商売につながるような成果はでないような気がします。
全てクローン繁殖ですので変化種は出にくいと思いますがネットで斑入り葉の写真を見たことがあります。
我が家では、開花直前の9月下旬に刈り込んでしまいます。
普通の花木は枝の先端に花を付けるので、この時期に剪定すると花が咲きません。
ところがキンモクセイは見事に開花します。(1枚目の写真)
近寄って見ると葉を切り取られた枝から直接花が出ています。
花が葉に隠れないので剪定した方が花が目立ちます。
挿し木 | 発根 | 翌年の発芽 | 翌々年発芽 |
書店で盆栽の月刊誌を立ち読みしていたら公孫樹の挿し木の記事が載っていました。
公孫樹の雌木には果実(銀杏)を付ける為の短い枝(短果枝)と生長の為に長く伸びる枝があります。
短果枝を挿し木すれば短い年月で実を付けるという内容でした。
興味を持ったので試してみる事にしました。
6月頃、雌木の短果枝を切り取り、挿し木してみました。
11月初旬に掘り起こしたところ発根していました。
活着率は悪く、1/3程度でした。
写真の鉢に全部挿したので密過ぎたのかもしれません。
発根はしたものの先は長いと思います
植樹場所 | 配置図 |
私のホームページは私の趣味(園芸や電子工作...)の記録場所です。
ホームページの形式にしておけば自分自身にとってメンテナンスや再利用が、し易いというメリットがあります。
勿論、他人様が観て何らかの役に立てば、それはそれで結構な事です。
ただし、中には他人様に役に立たない記事もあります。
この項目も他人様には役に立ちません。
私はブルーベリーが好きで生食やジャムで楽しんでいます。
ところが私の庭では上手く育ちません。
色々な品種を試しているのですが現状(2022年)の配置図の記録です。
現状の品種名を記録し、育ち具合で、さらに別の品種や同じ品種を試すつもりです。
名札を付けておいても消えたり無くなったりするのでホームページに記録しました。
当地静岡県の北東部の親戚からは毎年、多量の果実を頂きます。
気候が冷涼で育ちやすいのだと思います。
自宅では実用的には収穫出来ていません。
3本枯れる
その後、3本が枯れてしまいました。
最初の年に植えたサザンハイブッシュ系統の3本です。
翌年に植えたラビットアイ系統の2本は比較的調子が良く、さらに、その翌年に植えたハイブリッド系統は
それほど調子は良くありませんが枯れずに残っています。
とりあえず枯れた3本を取り除きラビットアイ系統の2本を追加しました。
植樹場所 | 配置図 |
庭木 | 開花した苗木 | 花を拡大 | 花を拡大 |
挿し木したウメが1年で開花したという話題は別の頁「ギャラリー2 > 栽培風景」で紹介済みですが若干、補足します。
挿し木後1年で開花したことは私にとっては驚きです。
「桃栗3年柿8年梅は酸っぱいが13年」という諺があります。
苗から実が収穫出来るまでの年数を言ったものと思います。
苗木が実生苗なのか接ぎ木苗なのか詳しい事は判りませんがウメの開花、結実には年数が掛かるという事だと思います。
実際に何十年も前に山草店で甲州野梅の挿し木苗を紅白2本を買ったのですが、ついに開花しませんでした。
昨年、庭木の紅梅を思いつきで挿し木したところ翌年に開花しました。
蕾は10個程付いたのですが直前に落下してしまい開花したのは1輪だけです。
挿し木の方法はネットで調べました。
挿し穂は1月に採取し乾燥しないように密閉したビニール袋に入れて冷蔵庫で保管します。
一緒に湿らせたティッシュを入れておきました。
3月に取り出し、鋭い刃物で切り口を切り直し、発根ホルモン剤を付けて挿し木しました。
ネットの情報では出来るだけ太い前年の枝を挿すように書かれていました。
挿し木後は温室の棚下に置いておきましたが1ヶ月位で発芽しました。
挿し穂5本は全て発芽したのですが5月頃、外に出したところ写真の1本以外は枯れてしまいました。
発根が十分で無かったのです。
まだまだ改良の余地がありそうです。
木全体の華やかさは桜に負けますが花1輪を比較した場合梅の方が上品で美しいと思います。
口紅ドウダン | 紅更紗ドウダン |
ドウダンツツジというと純白の釣り鐘型の花が一般的ですが他にも何種類かあるようです。
庭には純白ドウダンツツジの大株が2本ありますが、こちらは何十年と見慣れている為か写真を写す機会を逃しています。
ここでは、ここ何年かの間に入手した他の園芸品種をアップします。
「口紅」という表現は花弁の先端が紅色に着色される状態を示す言葉で他の植物でも見られます。
口紅ドウダンは花が黄緑色でコントラストが悪く口紅も地味に入るので見栄えがしません。
「更紗」というのはいろいろな模様が入る状態をしめします。
「紅更紗ドウダン」で購入した株は模様ではなくベタに紅が入るので「紅花ドウダン」の方が良いと思います。
こちらは濃色で目立ちます。