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 軽い話題(頁7)

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菊花展

菊花展 懸崖菊 盆栽菊
菊花展懸崖菊盆栽菊

 近くの町で菊花展を開催していたので寄ってみました。
 菊の栽培の経験は無いのですが、蘭や他の古典園芸に比べ、かなり面倒くさそうです。
 大菊では育て方に細かいルールや手順があるらしく、煩わしく感じたりします。
 個人的には比較的、自由に育てられそうな盆栽菊に興味を持ちました。
 家に帰って盆栽菊の育て方を調べてみました。
 判ったことは、差し芽から1年で仕立ててしまうという事です。
 たった1年で作り上げてしまうことが腕の見せ所かもしれませんが、長年、持ち込めないということに寂しさを 感じました。


タヌキが来た

タヌキ

 自宅は平野部に位置し、最も近い里山まで3Km位あります。
 昔は田園地帯でしたが、最近では多くが住宅になってしまいました。
 動物といえば野良猫位で、餌をやる人がいる為、繁殖して困っています。
 家にも野良猫が来るので、その都度、追い払っています。
 ある日、多少、体型と毛の色が違う猫がやってきたので、いつも通り追い払おうとしたのですが、よく見ると猫とは違う ようです。
 漫画のタヌキには似ていませんが、どうもタヌキのようです。
 寒いのか、調子が悪いのか、元気が無く、庭の隅にじっとしています。
 カメラを取りに戻り、撮影してみました。
 餌をやりたくなる気もしますが、野良猫のように居着いて繁殖されるのも困ります。
 猫と違って純粋な野生動物ですので、対処に悩みます。


磯菊

磯菊 花磯菊
磯菊花磯菊

 磯菊(イソギク)は海岸に自生している菊科の多年草で千葉県から静岡県の範囲に分布しているようです。
 写真のイソギクは何十年も前に静岡県内の海岸で採取し、庭に植えておいたものです。
 丈夫ですが、あまり殖えません。
 葉裏は白い毛で覆われ、それが葉縁から見えるので、覆輪のようです。
 花は筒状花だけで舌状花がありません。
 花磯菊は採取したのか購入したのか覚えていませんが、やはり、何十年も前に入手し、庭に植えたものです。
 草姿や葉の特徴は同じですが、こちらには舌状花があります。
 両者は同じ分布域に生育していると書かれています。
 これだけでは話にオチがありません。
 実は写真の花磯菊は最初は磯菊だったのです。
 最初、1花に1〜2枚の舌状花が付き始め、長い年月を掛け、完全な花磯菊になりました。
 一方、写真の磯菊の方は花磯菊になる気配はありません。


河津桜

河津桜

 静岡県河津町で発見された河津桜は早咲きで有名で、川沿いの桜並木は観光名所になっています。
 花の色が一般的な染井吉野より濃く、綺麗です。
 気温が低い為か、花持ちも良いように感じます。
 苗木が急速に出回り、静岡県内では至る所で見かけるようになりました。
 家の近くにも河津桜の並木があったりします。
 写真は2月28日に写した物で、白花の梅とピンクの河津桜が揃って満開です。
 人々が好んで河津桜を植えれば、やがて染井吉野は駆逐されてしまうかもしれません。
 しかしながら、この時期は花見で一杯やるには少々寒いのです。


盆栽の素材

 古典植物に興味を持つ以前、小品盆栽に興味を持っていた時期がありました。
 盆栽は素晴らしいジャンルだと思いますが、非常に手が掛かります。
 基本的に直射日光で栽培し、1日でも水を切らすと枯れます。
 遮光した温室で栽培する古典植物は1日2日、水を忘れても枯れません。
 古典植物は植え替え時期を除けば殆ど手が掛からないので、仕事が忙しかった時期に比重が大きくなりました。
 ただ、今でも少数の小品盆栽を栽培しています。
 大きな園芸パッドに砂を敷き、この上に鉢を並べて乾燥対策をしています。
 盆栽の良さは材料が安いことです。
 古典植物は植物自体の希少性を価値にしていますが、盆栽の材料は何処にでもある強健な植物です。
 勿論、盆栽も完成品を買えば高価ですが、自分で材料を探せばタダに近いです。

 庭に生えたクチナシ

庭に生えたクチナシ

 写真は自宅の庭で見つけた自然実生のクチナシです。
 鉢上げして盆栽に仕立ててみようと思いました。

 掘りあげてみる

掘りあげたクチナシ

 30cm位の素直な木です。

 切り詰める

切り詰めたクチナシ

 枝は間延びして使えないので短く切り詰め、新しい枝を出させます。

 駄温鉢に植える

駄温鉢に植える

 大きめの駄温鉢に植えます。
 枝を大部、切り詰めたので、根も少し切り詰めておきます。

 とりあえず完成

とりあえず完成

 2mmのアルミ線で幹を軽く矯正します。  幹は左方向に直線的に伸びていたので、右側に戻しました。
 とりあえず、これで素材としては完成です。
 今後、枝作りをしていきますが、先は長いです。
 ものになるか判りませんが、持ち崩したら庭に戻せば良いのです。


花桃

花桃

 川の土手を歩いていて目に留まったのでシャッターを押しました。
 少し歩けばソメイヨシノの並木があり、満開です。
 1本だけ立ち、しかも花色が濃いので存在感があります。
 緋寒桜かと思いましたが、時期的に遅いので変です。
 近寄ってみると花桃のようです。


ヒメツルソバ

ヒメツルソバ

 ヒマラヤ原産のタデ科の多年草です。
 昔、観賞用に庭に植えたのですが、今では後悔しています。
 性質が強健で繁殖力強く、たちまち雑草化します。
 長い蔓を伸ばし、根を下ろすので、アットいう間に庭を覆い尽くし、取っても取っても生えてきます。
 蔓だけでなく、実生でも殖えるので、離れたところにも飛び、質が悪いです。
 写真はコンクリートの割れ目に根を下ろしています。
 他の植物なら「ど根性△△△」で話のネタになるのですが・・・・・。
 日本にはツルソバという近縁種が自生しています。
 見た目はもっと地味ですが、態度も多分、地味だと思います。
 ヒメツルソバは今でも観賞用として販売されていますので、ご用心。


カタヒバ

カタヒバ

 盆栽の下草や草物盆栽として使われます。
 ただし、盆栽を含め、園芸分野では「コガネシダ(黄金シダ)」と呼ばれています。
 「カタヒバ」より「コガネシダ」の方が響きが良いので、このように呼ばれるのかもしれません。
 実はコガネシダには本物があって、絶滅危惧種となっています。
 カタヒバの方は強健で、鉢から逃げ出して条件の良いところに胞子がこぼれると雑草化して厄介です。
 盆栽に使われる植物は限られた用土で生育しなければならないので、例外なく強健です。
 このような環境ではカタヒバもコンパクトに生育して鑑賞価値があります。
 強光線下では年中、紅葉したような葉色をしていて、晩秋には紅が綺麗です。
 冬には枯れ葉になりますが、枯れ葉は長く残ります。
 「コガネシダ」で検索すると植物学的情報と園芸的情報が混ざっていて混乱しています。
 しっかりした植物図鑑を手元に置く必要性を感じます。


タツナミソウ

タツナミソウ

 タツナミソウはシソ科の多年草で、紫色の花の個体が山野に自生しています。
 最近は、この白花の品種を普通に見かけます。
 タツナミソウは近縁種が多く、この白花種が、どのような来歴を持っているかは知りません。
 やはり、非常に強健で繁殖力が強く、雑草化しています。
 何が種を運ぶのか判りませんが、あちこちに拡散します。
 写真は庭の枯れ池に生えたものです。
 荒い砂利を引いてあるので、他の雑草は、殆ど生えないのですが、ここにも進出しています。
 ただし、前2種より見た目が謙虚?な為、大目に見て貰っています。
 ・・・・・
 雑草化した植物に関しては一旦、終了します。


西洋オダマキ

西洋オダマキ

 国産の「深山オダマキ」は可憐ですが西洋オダマキは花色が豊富で園芸植物として魅力が有ります。
 写真の黄花種は紅色を感じさせない鮮やかな黄色です。
 しかしながら青軸ではなく、茎や葉には強い紅色を感じます。
 品種名は判りませんが、親戚で栽培されているのに目を付け、頂いてきたものです。


ハクビシンに侵入された

侵入経路 ここダメシート シート取り付け 拡大図
侵入経路ここダメシートシート取り付け拡大図

 自宅の部屋の1つで天井にシミが出来たので、雨漏りだと思い、工務店に修理を依頼したのですが、ハクビシンの排泄物による 汚れであることが判明しました。
 結局、天井を貼り直し、進入経路を探して塞ぐ作業を行い、予定外の出費となりました。
 これで侵入が止まれば一件落着ですが、念には念を入れ、侵入経路を考えてみました。
 家の裏側には犬槙の大木があり、ここから屋根に移ったに違いないと思いました。(写真1枚目)
 犬槙に登れないようにするにはどうしたら良いか考えてみました。
 センサーライトを付けたり、センサーで犬の鳴き声を出したり、電気柵を自作したり・・・・・といろいろ考えたのですが  費用が掛かったり、手間が掛かったりします。
 ホームセンターに行き、何か良い物が無いか探したところ、猫の侵入を防ぐシートを発見しました。
 樹脂製の棘が出たネットで、幅30cm、長さ2mで980円でした。(写真2枚目)
 犬槙の木は幹回りが2mですので、丁度良い寸法です。
 ただし、幅30cmは少し狭く感じたので2つ購入し、幅60cmとしました。
 3枚目の写真は木に巻き付けたところ、4枚目の写真は拡大図です。
 このシートは猫用としていますのでハクビシンに効果が有るかは不明ですが、警戒して木に登らなければ良いので 基本的には同じと考えました。


枝変わり

ブーゲンビリア

 品種名は判りませんがブーゲンビリアです。
 花(実際は葉の変化した苞)は後冴えで最初は地味な薄緑ですが、徐々にピンク色が乗り、鮮やかになります。
 これだけでも変化が楽しめるのですが、枝の一つが紅色に変化しました。
 この赤も最初は目立たない赤ですが、徐々に紅が冴えます。
 他の枝の花と同様に葉緑素が抜ける事と紅が冴えることの相乗効果で鮮やかさを増します。


使用しているデジタルカメラ

 「軽い話題」ではカメラに関する話題を何点かアップしています。
 ただし、それらは殆ど機械シャッターのフィルムカメラです。
 当時、コンパクトカメラでは既に露出は自動化され、オートフォーカスのカメラも出始めていましたが、高級機だけが機械シャッターで全て手動で操作しなければなりませんでした。
 その後、高級一眼レフも自動化され、撮影は楽になりましたが写真に対する興味も薄れてしまいました。
 フィルムカメラがデジタルカメラに変わってから、さらに興味が薄れました。
 ただ、報告書の添付画像とかホームページの写真とか、資料的な用途は増えています。
 私にとってカメラはニコンF2、ライカM6で終了しています。
 デジタルカメラは電気製品という感覚で捕らえています。
 電気製品は寿命が15年と思っているので、高価な1眼レフのデジタルカメラを買う気がしなくなりました。
 このフォームページにアップしている写真の多くは古いコンパクトデジタルカメラで写したもので、一部、プリントを スキャンしたものもあります。
 私は4台のニコンF2を始め、機械シャッターのフィルムカメラは多数、所持していますが、購入したデジタルカメラは 僅か3台です。
 そのうち1台は使用しませんでしたので、実質、2機種しか使用した経験がありません。

 チノンES−3000
チノンES−3000
 これは1996年3月に発売されたチノン最後のカメラだそうです。
 当時としては高級機で定価は12万円以上、購入価格は10万円程度しました。
 ただし、画素数は640×480で液晶モニタも無く、試し撮り以外は使った事がありません。
 光学系統は真面目に出来ています。

 ニコン クールピクス950
ニコン クールピクス950
 1999年3月に発売された当時のニコンの高級機でした。
 画像サイズは211万画素(1600×1200)で現在のカメラと比較すると劣りますが、普通のプリントやパソコンに 表示するには十分のサイズです。
 購入してから約15年、デジタル画像には、ほぼ、このカメラだけを使っています。
 特徴は本体に対し、レンズ部が回転出来ること、接写に強いこと等があります。
 最近、「1回の空シャッターを押さないと撮影できない。」という使える範囲のトラブルが発生するようになりました。
 出来れば、もう1〜2台買っておけばよかった思っています。
 購入当時はフィルムカメラ主体で、デジタルカメラの全盛時代になる予測が出来ませんでした。
 このカメラは中古市場でも動いているようです。
 構造的に頑丈で機能的にも現在でも通用する事もありますが、電源が単3電池4本であるという事も理由であると思います。
 今後、古いデジタルカメラがゴミになる1つの原因として専用電池の問題があると思います。

 ニコン クールピクスL23
ニコン クールピクスL23
 2011年2月発売のニコンで最も安いカメラで6千円ちょっとでした。
 自治会の役員になり、報告書に添付する写真を撮影する用途で、ポケットに入るデジカメが欲しくて購入しました。
 購入のポイントは値段と電源が単3電池2本ということです。
 値段が値段だけに画質は良くありませんがサイズを1024×768位に小さくすれば結構、見られます。
 ホームページの一部の写真もこのカメラを使用しています。
 総合的には満足で、ニコンがこの値段でデジカメを販売しているのが驚きでした。


ソニーα7

ソニーα7

 現在、ライカのMマウントレンズを2本、Lマウントレンズを8本持っていますが、これらのレンズがフルサイズ使える デジタルカメラはライカ以外には有りませんでした。
 Mマウントライカのデジタルカメラは安い物で60万円、高い物で100万円以上します。
 前にも書きましたがデジタルカメラは電子機器となったので私のコレクションの対象では無くなりました。
 見た目もVFやVGは勿論、M3、M4−Pにも劣ります。
 電気製品に60万円以上の投資は出来ません。
 写真を沢山撮影するプロとか写真撮影が趣味の高級アマチュア以外は宝の持ち腐れです。
 ...という事でライカレンズが装着できる安いフルサイズカメラを待っていました。
 そして、ついに出たのがソニーのα7ということです。
 上位機種にα7Rというのが有ります。
 α7Rの機能が全てα7を上回っていれば良いのですが、この機能はα7Rが良く、この機能はα7が良いという感じです。
 特に広角ライカレンズを装着したとき周辺部の描写に関してα7に軍配が上がるというレポートがあったのでα7に決定 しました。

 α7の特徴
 α7はミラーレスの1眼レフでフランジバック(マウントから撮像素子までの寸法)が18mmと小さく設計されています。
 ライカMマウントはフランジバックが27.8mmですから9.8mm厚のスペーサ(マウントアダプター)があればライカの レンズを取り付けて無限遠のピントを合わせる事が出来ます。
 通常の1眼レフはフランジバックが45mm程度ですので、無理矢理マウントアダプターを作ってライカレンズを取り付けても 最初からレンズを繰り出した状態になるため無限遠でピントが合わず、接写専用のレンズになってしまいます。
 フランジバックの短いカメラは他にも有りますが撮像素子がフルサイズのカメラは現時点でα7シリーズしかありません。
 撮像素子のサイズが小さいと画角が狭くなり、広角レンズが標準レンズに、標準レンズが望遠レンズになってしまいます。
 古いレンズは周辺部の性能が悪いのですが、サイズの小さい撮像素子は周辺部をカットしてしまいます。
 その為、写真としては有利になりますが、古いレンズの味が無くなってしまいます。
 古いライカレンズでフルサイズのデジタル写真を撮るための選択肢は2014年現在、α7シリーズか本家のライカ 以外に有りません。
 α7は13万円程度で買えますが、ライカは廉価モデルで60万円以上、最新機種は100万円を超えます。
 ライカはVF、VG、M3の頃は製品の完成度も機能的にも世界1のカメラでした。
 現在、最新のライカよりα7の方が機能的にも使いやすさでも上だと思います。
 ライカは距離計連動カメラからミラーレス1眼レフの方向に向かうと思います。
 しかしながら、ミラーレス1眼には安くて高性能なカメラが幾つもあります。
 フルサイズという特徴もα7という安い競合機種が現れました。
 今後も他には無い特徴を維持し、ユーザーを確保出来るかどうかは不透明です。
 尚、私は古いライカレンズを使う為にα7を購入したのですが、ライカレンズを持っていない人はα7である必要は無く、 選択肢は大きく増えます。

 バリオテッサー24−70mmF4
バリオテッサー24−70mm
 ライカのレンズを使用するのが目的ですので専用レンズは買わないつもりでしたが、カメラの機能を理解するには専用レンズ があった方がマニュアルも読みやすいだろうと思い、レンズを1本買うことにしました。
 専用レンズの種類は少なく、フルサイズで使えるレンズはさらに少なくなります。
 私は専用レンズを揃える気は無いので、とりあえず一般的に使える標準ズーム1本あれば用は済みます。
 α7にはセット販売されている小型で安価なズームレンズがあります。
 ただし、焦点距離によってF値が変化します。
 昔、手動で露出を決めていた時の習慣でF値の変化するズームレンズには抵抗があります。
 結局、バリオテッサー24−70mmF4を購入しました。
 レンズ名のバリオはズームレンズのことで、テッサーはカールツァイスのブランド名です。
 小型軽量のα7と比較すると大きく重く感じます。
 購入金額は10万円弱で、スペックの割には高価です。
 絞りリングは無く、マニュアルのフォーカスリングは有りますが、直接レンズを動かすのでは無いらしく、距離目盛りも ありません。
 このレンズは他のカメラでは使えません。
 カメラが使えなくなればレンズもゴミになります。
 レンズも性能が上がり、どのレンズでも良く写るようになりました。
 反面、個性が無くなりました。
 その意味で古いレンズは貴重です。

 専用ストロボ
ソニーα7
 α7は比較的暗い場所でも明るく処理してくれるので、ストロボの出番は多少減るかもしれませんが、必需品ではあります。
 昔はストロボ自体に受光センサーがあったので、いろいろなカメラに使い回し出来たのですが、最近のストロボはカメラ側で 制御する為、専用ストロボとなっています。
 カタログを見たところ、小型、中型、やや大型の3種類があったので、中型のものを購入しました。
 TTLオートにすればカメラが自動で光量を制御してくれるので、簡単です。
 試しにストロボを使って写したところ、タイムラグが大きいことに気付きました。
 シャッターを押すと、まず予備発光し、その後シャッターが切れて本発光します。
 まだ、使い方に慣れていないため、なにか設定を間違えているのでしょうか?
 時間遅れも問題ですが、エネルギーも無駄遣いです。
 真っ暗な屋外で、やや距離のあるものをストロボで写そうとした場合、オートフォーカスが正常に働かない為にピンぼけに なります。
 一時的にマニュアルフォーカスにするボタンがあるのでボタンを押しながらピントを合わせます。
 暗い被写体では肉眼でもピント合わせは困難ですがファインダーにピント位置の距離が表示されます。

 α7の感想
 まず、この価格で、この機能は安いと言えます。
 ただし、良くも悪くも電子機器メーカーの製品だと感じます。
 まず、デザインが安っぽく、強度的に弱いような気がします。
 以前、マウントがフニャフニャすると話題になっていました。
 普通に使用する分には問題無いでしょうが、ぶつけたりしたときのダメージはどうでしょうか。
 電子機器メーカーらしく電気接点が細かいと感じました。
 特に専用ストロボとカメラの接点は未使用時の保護キャップが無くせません。
 USBの機器側コネクタも極小で、固くて装着し辛く、PCとの接続は無線LANを使うようにしました。
 USBは付属の充電器でも使用します。
 カメラ本体に電池を取り付けた状態でUSBケーブルを介して充電するので、カメラ使用中に予備の電池に充電出来ません。
 別売で単独で使用出来る充電器が6000円少々で売られているので購入しました。
 最初から、この充電器を付属させれば良いのですが。
 兎に角、これでUSBケーブルを使わずに済みます。
 電池の持ちが短い気がします。
 電池の残り量は%表示されるのですが、時間のかかる最初のセットアップ時に、みるみる数値が減っていきました。

 電子機器らしく、早々にロックしました。
 一旦、電池を外し、少ししてから、取り付けたところ復活しました。
 頻繁にロックしないことを祈ります。
 電子機器ですので寿命は15年位でしょうか?
 ニコンですとシャッター15万回テストとかいうデータがあるのですが、みつかりませんでした。
 多少の不満はありますが、ライカレンズでデジタル写真が安いコストで写せる事には感謝しています。


ライカレンズでデジタル写真を写す

ズミタール

 ズミタール50mmF2
 ズミタール50mmF2は1939年〜1955年に約17万本生産されたレンズですが、評価は良くありません。
 描写が悪いというより生産本数の多さがコレクターに人気が無い為と書かれていました。
 私はこのレンズ自体を購入した訳ではなく、購入したライカVFに付いていました。
 難点は一般的な39mmのフィルターが装着出来ず、専用フィルターになってしまうことです。

 マウントアダプター
マウントアダプター
 ライカレンズをα7に取り付けるにはマウントアダプターが必要です。
 左側がライカMマウントアダプターで、サードパーティー各社から販売されています。
 中国製の安価のものもありますが、国産品を購入しました。
 ライカスクリューマウント(Lマウント)レンズを装着するには、さらに右側のML変換リングを使用します。
 ライカはLマウントからMマウントに移行するときフランジバックを0.95mm大きくしました。
 従って、0.95mm厚のML変換リングを装着することにより、M型ライカにLマウントレンズを装着出来ます。
 ML変換リングは焦点距離に応じた3種類のものを所持しています。
 ファインダーのブライトフレームを切り換える為に3種類あるのですが、α7にはブライトフレームは無いので、どれでも良い と思います。
 尚、Lマウント専用のアダプターも入手出来るようです。

 レンズを装着
ズミタールレンズを装着
 ズミタールレンズを装着したところです。

 写してみる
写してみる
 庭の花を写して見ました。
 写真は、かなり縮小されているので評価は出来ませんが普通に写ります。

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